ABOUTピッチ概要
FOCUS ONは「『街での作業場探し』で時間を無駄にしない世界」をテーマに掲げるQooseki(クーセキ)を運営しています(編注:登壇時点でサービスローンチ前)。
さて近年はフリーランスが増加することに代表されるように、リモートワーカーが増加しており、それに伴いWeWorkやYahoo!のLODGEに代表されるようなオープン型のワーキングスペースが増えています。しかしながらその場所自体があまり知られていなかったり、空いているかどうかがわからないので利用者が行きにくい、という問題があります。またカフェなどの飲食店にいざ行ってみたら、混んでて入れなかったという経験はだれにもあるでしょう。このようにコワーキングスペースや飲食店の混雑状況が事前に把握できないために、時間のムダが生じているのです。
そこでFOCUS ONは圧力センサーを用いたIoTクッションを開発しました。このクッションからの情報をクラウド上にアップロードし、スマホからその情報を照会できるようにしたのです。これがQoosekiです。
スマホでQoosekiが導入されたアプリを開くと、近所のコワーキングスペースやカフェなどの空席情報がわかるようになっており、さらにそのポイントをタップするとお店の詳細情報を確認することができます。IoTクッションからの情報は10秒に1回リフレッシュされるので、常に最新の情報を確認することが可能です。
既にコワーキングスペースや飲食店からは、利用者や利用率の増加を目的としてすでに複数社から引き合いをいただいております。また病院からは、待合室の混雑状況を可視化したいとのお話が来ています。
次にチーム構成です。私CEOの倉嶌は開発とUIUXの経験があり企画とUIUXデザインを担当しております。外部の協力者が開発を進めており、営業社員が2名おります。
Qoosekiには競合がおりますが、空席把握にAIを使用している競合に比べ、Qoosekiは圧力センサーを使用しているため照会精度が高いのが特徴です。また、競合がビル内の空席情報を主に調べるスタイルなのに比べると、一回の紹介で周囲の広範囲を照会できるため、ユーザビリティが高いと考えています。
現段階での収益モデルとしては固定費として月額2万円、それに加えて1席月額800円の使用料を設定しております。デバイスの設置料などはかかりません。
東京だけでもコワーキングスペースの市場規模は2022年には160億円、アジアでは640億円になるとされています。これに加えてカフェや病院、図書館などが加わるので、全体の市場規模はさらに2〜3倍になるでしょう。
これから5年で10億円超の売上を目指していきます。Qoosekiをどうぞよろしくお願い致します。