株式会社RIT（リット）の安武（やすたけ）です。企業とフリーコンサルタントのダイレクトマッチングサービス「VIREC（ヴィレック）」を紹介いたします。

コンサルティング業界の構造をご存知でしょうか。コンサルティング業界はなかなか個人の情報が表に出てこないこともあって、企業からフリーのコンサルタントに直接発注することは少なく、多重下請構造になっています。クライアント企業から大手コンサルティング会社に、大手で人が足りなければ中小に、それでも人が足りなければエージェントを介してフリーのコンサルタントに、という構造です。

われわれ自身も5次請け6次請けで仕事をすることがありました。マクロ的にみても、国内の労働力の減少、有能な人材ほどフリーになったりと、働き方が多様化しており、単に雇用するというのも難しいのが現状です。そこでVIRECでは人材情報をオープンにして、企業とコンサルタントがダイレクトにつながる世界を作っていきます。

UXは非常にシンプル。フリーのコンサルタントがカード上に並んでおり、キーワードなどから要件に合致するコンサルタントを検索していきます。職務経歴書などの文字情報もありますし、プロフィール動画があることもポイント。コンサルタント自身が動画をアップロードしているわけではなく、VIREC運営が事前に質問などを明かさずに面接している様子をご覧いただけます。動画ではスキルや人柄、頭の回転の速さなどのソフトスキルなどが確認できるのです。最後に、気に入ったコンサルタントがいればリクエストを送ります。

VIRECのカバー範囲は、大手総合系ファームとほぼ同様。各産業の担当コンサルタントがクライアントニーズを発掘し、各ソリューション担当コンサルタントと連携して、問題解決にあたります。

ビジネスモデルは、プラットフォーム利用料として受注側のコンサルタントと発注側の企業両方からフィーを頂いています。発注企業向けには定額でスカウトし放題モデルと、発注した分だけフィーをいただくモデルを用意。料金も人材のマッチングとしてはリーズナブルに使えるようになっています。リリースして数ヶ月が経ちますが、他の競合サービスいくらべて返信率が高いのが特徴です。

経営陣のうちCEOとCOOはコンサルティング会社出身、CTOは大手ゲーム会社の出身となっています。

現在はコンサルタントのマッチングプラットフォームですが、今後はフリーランスやパラレルキャリアなどの案件を取り扱う予定です。RITはジョブマッチングの社会インフラになっていきます。応援よろしくお願いします。