このプロジェクトについて

  • 1ものづくりの可視化とコミュニケーションを支援しアパレル製造のトラブルをゼロにする「AYATORI」

ABOUTピッチ概要

ディープバレーの深谷(フカヤ)です。製造トラブルをゼロにするAYATORIというバーティカルSaaSを運営しています。

 

 

アパレル業界のサプライチェーンは、川上から川下までが非常に長いうえに複雑になっています。各過程では手書きの資料が多く使われていて、これをもとに約半年かけて洋服を作っていきます。プロセスが煩雑で、関係者が多く、そしてアナログな管理。これだけ揃えばヒューマンエラーによるトラブルが多発するのは当然です。

 

アパレル業界にもデジタル化は進んではいますが、商品が完成したあとから使うシステムは多いものの、工程管理のシステムはまだ少なく、昔ながらのアナログな管理になっています。これがアパレル業界の現状です。

 

 

そこで登場するのがAYATORIです。AYATORIではものづくりにおける情報を一元管理でき、コミュニケーションも可能にするサービスです。

 

 

使い方は非常に簡単です。今まで使っていた手書きの仕様書をAYATORIにアップロードして、LINEのグループを作るように関係者を追加し、データを共有します。このグループでは当然、コメントやタスクを加えられます。ダッシュボードを利用することで、アナログではできなかった進捗管理の可視化も可能です。

 

最初は製造周りの方に使っていただきますが、ゆくゆくはAYATORIのデータベースを使うことでMDや営業の方にも使っていただき、業務全体を効率化していきたいと思います。またAPI連携やデータ分析などの機能も提供していく予定です。

 

最初のターゲットは、「大手アパレル企業の生産横軸部門」や「大手の繊維商社役職者」。製造トラブルやアナログによる課題が業界内でもとくに顕在化しているからです。現在すでに数社にトライアルで利用していただいており、数十社と商談を進めているところです。

 

 

大手企業にターゲットを絞った理由はもうひとつあります。AYATORIは大手企業が導入したら、同時に取引先に使っていただかなくてはなりません。AYATORIの料金プランは、導入ユーザーは有料、他のユーザは無料というモデルになっています。そうすると大手企業数社に使っていただければ、自動的に他の数百社が利用することになり、バイラルマーケティングが成立。AYATORIをはじめて使ったユーザに、他の取引にも利用してもらうという戦略です。

 

このままアパレル業界がアナログのままだと、感覚や運、センスなど再現性のないもので事業を運営していかなければならなくなってしまいます。デジタル化することによってヒューマンエラーを防止したり、経営の効率化で人材不足を解消したり、なにより付加価値の高いものづくりができる環境を整えることができます。

 

AYATORIでアパレル業界のトラブルをなくし、より良いものづくりができる環境を整えていきたいと思います。

 

SPEAKERS登壇者

株式会社DeepValley 
深谷 玲人 氏

アパレル業界に10年経験があり、販売からMD、ブランド長まで経験したのち、ITベンチャー企業に転職し2年半、カスタマーサクセスとしてインサイドセールスのコンサルティングを実施、双方の経験を合わせ、アパレル業界に特化したIT企業として2018年5月に独立。

COMPANY会社概要

代表者
代表取締役 深谷 玲人
住 所
東京都港区南青山1-24-3 WeWork-Nogizaka
設立日
2018年05月
登壇月
2019年2月
URL
https://www.deepvalley.co.jp/ayatori

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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