ABOUTピッチ概要
東風津梁(トンプウシンリョウ)株式会社です。自動翻訳つきの電話通信サービス「PAN(パン)インバウンド」を開発しています。
飲食店やホテルなどの予約がインターネットからできるようになって久しいですが、まだまだ電話は強い存在感を放っています。アメリカでは6割を超えるスモールビジネスがオンライン予約システムをもっておらず、電話を利用。日本で同様のデータはないのですが、アメリカより高い割合で、スモールビジネスでは電話が使われていると推測しています。
たとえば飲食店で、外国人から電話がかかってきたとき相手が日本語を話せなければ、外国語で対応しなくてはなりません。たとえば三者間通訳や通訳デバイスも登場してきていますが、早朝深夜を中心に対応できない時間帯がある、電話番号が変わってしまう、いつも持ち歩いているわけではないデバイスを咄嗟に使用するのは難易度が高い、電話では感度の問題でうまく使えない、といった問題があると聞いています。
しかし自動翻訳電話のPANインバウンドならば、日本語で対応可能。いつも使っている電話が使えて、電話番号を変える必要もありませんし、コストもぐっと抑えられます。翻訳精度は人力翻訳を100%とすると、現在はだいたい85〜90%程度。2019年4月中に翻訳精度が95%に達する見込みです。
PANインバウンドの使い方は簡単。URLかQRコード、または専用の050から始まる電話番号をパンフレットやHPなどに掲載するだけです。外国人の方はURL先にアクセスしコールボタンを押すと、お店側に電話がかかります。あとは自動で翻訳してくれるので、お客さんも店員も自分の言語で話せばいいだけです。タイムラグも通常の通訳と同じレベルです。会話が終了すると、会話を文字に起こしたたメールが両者に送付されるようになっています。
あらためてPANインバウンドの特徴を紹介すると、対応は日本語ですればよい、導入が簡単、英中韓に対応しているので約92%の外国人に対応可能(編注:2019年4月中に計10言語対応見込みとのこと)、といったところです。
ターゲットは、中小企業や個人商店。東京のホテルのような大きな場所だと、そもそも外国語を話せる人材がいることも多いですが、中小企業ではコスト面からも外国人を採用できない企業が多いからです。
最後に私(編注:代表の津島氏)の紹介ですが、リクルート・DeNAを経て東風津梁(トンプウシンリョウ)を設立。会社には外国語ネイティブスタッフも複数在籍しています。
インバウンド向け自動翻訳電話サービスPANインバウンドを、よろしくお願いします。