Lime（ライム）の斉藤です。よろしくお願いします。

私はもともと在学中に起業して、店舗の空き時間をシェアするサービスを運営していました。その後ヘルスケアスタートアップであるFiNCへ創業期にジョインし、フィットネスサービスやパーソナルトレーナーを経験。その後、Limeを創業しています。

われわれがターゲットにしているフィットネス業界は、大きな変革期にあります。もともとコナミスポーツのような総合型のフィットネスクラブが代表的でしたが、現在はライザップのようなパーソナルトレーニングや、VR、暗闇をウリにした新興フィットネスクラブも成長しています。

こちらはフィットネスクラブの成長性を表したグラフなのですが、赤色の急激に伸びているグラフが新興市場です。青のグラフは既存の総合型フィットネスクラブでやや下がっていますが、業界全体としては順調に伸びて約5000億円の市場となっています。

新興市場に通っているユーザの多くは20代から40代。ストレス発散、ダイエット、美容など様々な目的で通っています。この年代は当然、ウェブを使ってフィットネスクラブを検索。だからこその課題もあるのです。

Limeを開始するにあたって私たちは、実際にユーザーにインタビューを実施。その結果フィットネスジムを探しているユーザーは、料金や内容が比較しづらい、口コミがみつからないなどの課題を抱えていることがわかりました。

この原因は、フィットネス市場には美容室におけるホットペッパービューティー、飲食店における食べログのような比較サイトが存在しないことに起因します。そのためユーザーは、Googleで地図を検索したり、Instagramで雰囲気を確認したり、Yahoo!で口コミを探すといった行動をとっています。

この課題を解決するのがフィットネスプラットフォーム「ヤセラボ」です。サイト、地図、口コミなど、フィットネスジムに関するあらゆる情報をまとめて、もっと健康になりたいというユーザーとジムを繋いでいきます。

ユーザーフローとしては、全国のジムの記事を作成してSEOを実施。「地域×ジャンル」で比較検討できるスタイルになっています。掲載店舗は2019年4月時点で約1000店舗。北海道から沖縄まで掲載しています。

この1年でトラフィックは約10倍になっています。掲載店舗数もそれに合わせて上昇。今後は様々な機能の実装を計画しています。

以上です。ご清聴ありがとうございました。