ABOUTピッチ概要
こんにちは、サラド創業者の細井です。2008年に新卒でAppleに入社。同僚の病気がキッカケとなり、2016年に退社し、「職場の食環境」を改善するためサラドを創業しました。
働く方の食環境には、様々な課題があります。たとえば糖質が高い食事をとった後の眠気、適切な食環境がないことによる社員のエンゲージメントの低下、身近なもので食事を済ませることによる不健康、などが挙げられます。
こういった課題を我々は、健康的で食後眠くなりにくく、福利厚生で手軽に買えるサラダを定期デリバリーすることで、解決します。それが「サラド」です。
サラドは3つの取組みで「サラダイムシフト」を起こし、健康をお届けします。
1つ目の特徴は「デリバリーされるので手元に届く」という点です。仕事で忙しくランチを適当に片付けてしまわないようにします。
2点目は「福利厚生価格で買いやすい」という点。サラドは手に取りやすさを重要視しています。どういうことかというと、厚生労働省は、所得格差は食べるものにも影響を与えるというレポートを出しているのですが、これによると年収200万円の方は600万円の方に比べ、野菜の摂取量が3/4になるそうです。このような所得格差による栄養格差をなくすため、福利厚生を利用してサラドをお届けしています。
企業としても福利厚生費は損金になるので、ある種の節税に。個人としては、給料ではないため課税対象にならないにも関わらず、健康的な食事が食べられます。つまり企業と個人でwin-winの関係を築けるのです。
最後に「飽きがこない仕掛け作り」。特に若年層には、健康的な食事にまだ興味をもっていない、という方もいるのですが、サラドはそういった方にもサラダを食べていただきたい。そのために例えば、レシピ開発に顧客を巻き込んで、課題をヒアリングしながら新製品を開発しています。
こういった開発を継続し、顧客の「飽き」を防止。その他にも、収穫体験ツアーやイベントを開催したりと、バリュープロポジションを成長させています。今後はサラダのデリバリーだけでなく人事総務の支援、ひいては健康経営の一翼を担っていく所存です。
今後のサラドのフォーカスエリアですが、まずはサービスとして価値向上し、最高の法人向けサラダメーカーを目指しているところです。その際、企業のカウンターパートは人事・総務の方々なのですが、彼らが稟議をあげやすいようなエビデンスを提供したいと思います。また家に帰っても健康的な食事ができるように、福利厚生対象の料理教室事業なども計画中です。
また商圏の拡大も検討しています。ミールキットの開発や、サラダの生産OEM化、幅広いニーズに応えられるように商品を拡充していきます。
最後にサラドのビジョンは、「幸せに働く人を増やす」です。2020年に6700億円になると言われているマーケットに挑戦していきます。ありがとうございました。