このプロジェクトについて

  • 1スポーツ自転車の店舗受け取り型マーケットプレイス「FRAME.Shop」

ABOUTピッチ概要

株式会社自転車創業の中島と申します。本日はスポーツ自転車の店舗受け取り型マーケットプレイス、FRAME.Shopについてお話しします。

 

 

Amazonのような無店舗型のECで自転車やパーツを買うと、ECなので在庫は非常に豊富なのですが、組み立てを自分でやったり、アフターケアも自分でやらないといけません。それに対して、店舗受け取り型ECならば、自転車のパーツを買うと在庫が豊富なうえに組み立ては店舗でやっていただけて、アフターケアも購入した店舗でやっていただけるという安心感があります。

 

実際に店舗受け取り型ECはシティ自転車、いわゆるママチャリで大手2社が積極的に実施していたり、スポーツバイク領域ではメーカ直販という形で既に市場が存在しています。しかしスポーツバイクかつ店舗受け取りという領域ではメーカ直販以外はまだプレイヤーはいません。

 

 

そこで自転車創業は、スポーツバイク領域に特化した店舗受け取り型のマーケットプレイス「FRAME.Shop」を作ろうと考えております。ネットでスポーツバイクを注文して、加盟店で受け取り、そのままアフターケアもしていただくというビジネスです。

 

スポーツバイクはグローバルで2兆、国内で2500億、10年で約2倍に成長しているマーケット。しかしEC化率は非常に低いといった状況です。

 

自転車市場の面白い特性として、全国の自転車店約1万5000店の内、ほとんどが個人経営ということが挙げられます。スポーツバイク小売市場は大手と準大手を合わせてもシェアは20%弱で、全国の個人経営店舗がロングテールでシェア80%以上を構成しているのです。個人経営では自分たちでECを持ち店舗で受け取りというようなオペレーションは組めないので、そういった意味でもマーケットプレイスを開発する価値はあると考えています。

 

 

なぜこのタイミングなのか。ひとつは「自転車活用推進法」ができたからです。自転車に関して後押しをしてくれている内容になっており、自転車の通勤、安全、供給、観光といった面を支援するという内容です。

 

自転車創業は「FRAME」という自転車メディアの既存事業を営んでいます。ここからスポーツバイクが売れるようなケースもあり、この知見を活かしてをマーケットプレイスとして発展させていく考えです。またFRAMEは業界最大手のスポーツサイクル専門店と業務提携したり、私は中古自転車最大手バイチャリに取締役として参画。これを市場のとっかかりとして事業にチャレンジしていきます。

 

メンバーはIT業界のバックグラウンドがある者が多く、レガシーな自転車業界を変革していきたいと思います。

 

最後に、自転車創業としてのビジネスゴールは、スポーツバイク人口を増やしたいということです。多くの人がお父さんに背中を押してもらって初めて自転車に乗ったときに、最初の感動を味わいました。同じような感動はスポーツバイクによっても味わえます。ぜひみなさんにもこういう感動を味わっていただきたいというように思っております。

SPEAKERS登壇者

株式会社⾃転⾞創業 
中島 ⼤ 氏

慶應義塾大学卒業後、ベンチャー数社での営業・新規サービス立ち上げを経て、2010年12月株式会社スゴログを設立、代表取締役就任。起業初期の「金なし、時間なし、体力なし」を打破するため、ピストバイクでの移動が基本に。そこから体験した自転車にまつわる問題解決をすべく、KDDI∞Labo5期採択を機に、2013年11月株式会社自転車創業を設立、代表取締役就任(現任)

COMPANY会社概要

代表者
中島 ⼤
住 所
東京都世⽥⾕区⽟川1-4-6
設立日
2013年11月22日
登壇月
2019年08月
URL
https://shop.frame.bike/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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