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皆さん、こんばんは。Airporter(エアポーター)の泉谷と申します。よろしくお願い申し上げます。Airporterは、宿泊施設と空港間で手荷物の当日配送をしているサービスです。
実は今、ホテルのフロントにスーツケースや荷物が溢れかえっています。どういうことかというと、バックヤードに収まらない、お客さまから預かった荷物が表に出てきてしまっているのです。
フロントロビーというのはホテルにとっての顔。そのためホテルはフロントロビーに荷物があふれることを非常に嫌がります。Airporterはこの課題、とくに外国人の荷物配達問題を解決しようと思いました。
ホテルで外国人の荷物を預かる際には、3つの課題があります。1つ目が伝票の代筆。外国人が日本の伝票を書くのは非常に難しいので、ホテルのスタッフが時間をかけて代筆しています。2つ目が採寸と計量。採寸と計量がないと配達料金が決まりません。3つ目が決済。ホテルに来られる方は電子決済を選ぶ方もいれば、現金を使われる方もいますし、中には「部屋につけといて」という方もいます。これを月末に突き合わせるのは非常に大変な作業です。
Airporterはこれらの課題を、1枚のタグを使うことで解決しています。まず伝票の代筆は一切不要。なぜならばタグにはQRコードが付いていて、スマホで注文が完了するからです。採寸と計量も一切必要ありません。Airporterは、スーツケースであればすべてを預かるというポリシーを持っているからです。そして決済業務も不要です。なぜならばスマホで決済が完了してしまうからです。
Airporterのミッションは「世界の観光時間を創出する」。より具体的に言うと、もう10枚の笑顔の記念写真が増える旅を手助けしようとしていましたいと考えています。あるお客様にこうおっしゃっていただいたんです。「Airporterってすばらしいサービスですね。ホテルに荷物を取りに戻る必要がなくて、予定にない場所まで遊びに行くことができたんですから」。Airporterは単に荷物を運んでいるだけじゃなく、観光における時間を創出しているのです。
ご存じのとおり、2020年には東京五輪、2025年には大阪万博があります。何よりも政府は8000万人のインバウンド観光客の誘致という目標を掲げており(編注:2018年のインバウンド観光客数は3119万人)、Airporterは今だからこそ必要とされているサービスです。
Airporterはもちろんタグだけを作っている会社ではありません。きちんと裏側のシステム設計もしております。「世界の観光時間を創出する」、Airporter泉谷でした。ありがとうございました。