ABOUTピッチ概要
皆さん、こんばんは。ドコドアの本間と申します。
高品質なウェブやアプリを作ろうとすると、300万円以上の費用がかかります。ドコドアは開発を徹底的にシステム化して、価格を10分の1に圧縮し、全国のITリテラシーの高い代理店網で販売しています。さらにシンプルにローカライズすることで、地方のITリテラシーが低い中小企業でも導入できるように企画開発を行っています。東京一極集中ではなく、また東京のコンテンツをそのまま地方に持ち込むのではなく、地方向けにローカライズして各々の地域で展開することで、東京や官公庁発ではない、地方の民間企業による本物の地方創生を実現します。
今回はその中でも現在注力している、アプリについて説明差し上げます。
アプリを導入すると売上が上がります。ですが地方では、アプリの導入は全く進んでいません。原因のひとつが価格です。弊社のアンケートによると地方の中小企業の8割程度は100万円以下ならアプリを作ると回答しています。しかしシステム会社100社に見積もりを取ったところ、100万円以下で作ると回答した会社はゼロ。平均が332万円、最大で1200万円という結果でした。要するに開発会社とクライアントで価格差に大きなギャップがあるのです。
加えてアプリ開発には、人材不足によって価格競争が存在しない、アプリ開発のプラットフォームはあるもののプラットフォームによるフォローがなくユーザーだけでは作成しきれないなどの課題もあります。
そこで弊社は、クラウド型アプリ開発プラットフォーム「アプリモ」というAMS(アプリケーション・マネジメント・サービス)を開発しました。デザインや企画以外の機能をAMS化することで初期費用33万円という低価格を実現しています。
アプリモではSNSのように、写真とテキストを入れるだけでアプリが完成。営業系やシステム系の会社が運営する類似サービスと違って、プラットフォームをユーザーに丸投げするのではなく、我々の代理店が代行して納品まで請け負います。
アプリ開発のプラットフォームという意味で競合他社はいますが、他社サービスはデザインの自由度が大きくありません。他方アプリモは自由度が高く、その結果あらゆる業種で展開できます。
また33万円という低価格なので、必ずしもユーザー数や売上をあげての回収を考える必要がなく、LP(ランディングページ)のような感覚で1部署、1サービスごとにアプリ展開も可能です。例えば上場企業がIRを目的として、投資家のためだけにメルマガ感覚でアプリを提供したり、新卒内定者30人にアプリを通してマニュアルを配布し個別管理するといったことができます。今現在ウェブサービス上で行われているサービスが、アプリでも展開できるようになるのです。今後予約システムや多言語機能が追加されると、より便利に使っていただける予定になるでしょう。
現在数十万円で販売されているウェブサイトは、20年前には1000万円程度で制作されていました。しかしWordPressといったCMSが出現したことにより制作費用はグッと安くなり、制作自体も簡単に。アプリも今同じような動きをしているのです。アプリモというサービスによってまずは単価下げ、地方の素晴らしい商品を作っている会社がきちんと評価されるような社会を実現していきたいと考えています。
最後に、アプリモは多言語化するだけでGoogleのプラットフォームに対応可能です。将来的に海外展開を考えております。以上です。ありがとうございました。