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皆さん、こんばんは。株式会社JOBOOT(ジョブート)の道下と申します。本日は「大企業とベンチャーを人でつなぐ」JOBOOTのプレゼンをいたします。JOBOOTは、大企業とベンチャーを人を介してつなぐ、育成とノウハウのマッチングサービスです。
日本の大企業には新規事業創造が強く求められていますが、事業立ち上げの経験を持った方は非常に不足しています。一方でベンチャーは事業の立ち上げや責任感を養う経験は得られるのですが、人手とノウハウが不足しているという状況です。そこでJOBOOTは大企業とベンチャー相互の課題を解決します。両者を人でつなぎ、大企業にとっては人材育成、ベンチャーにとってはリソース・ナレッジの提供が得られる環境を整えるのです。人材育成を目的にした人の流動化は、「留学」と「職業」という単語を足して「留職」と呼ばれ、現在注目を浴びているジャンルです。
JOBOOTが対象としているマーケットは、いわゆる国内向けの企業向け研修事業。今でも全体で2300億円と非常に規模がある市場ですが、働き方改革などの外部要因を受け、今後更に成長していくと言われています。
JOBOOTは既存事業と何が違うのか。ベンチマークするサービスは留職の事業者や、アクセラレーターなどですが、彼らの事業の留職期間は半年~1年程度で、つまり長期間の出向が前提です。しかし大企業としては出向となると人事発令や上司説得の手間があり、玉突き人事の可能性もあります。
これらのハードルを超えるためJOBOOTは、留職をプロジェクト型でアレンジしています。業務の20%の中で留職を収める「20%ルール」の適用が他のサービスとの違いとなっているのです。ベンチャーも最近は、そもそも大企業の社員を週末副業として働いてもらっている会社も多くなっています。最初はこのような企業に受け入れてもらい、一緒に留職する方を増やしていきたいと思います。
次にビジネスモデルです。まず大企業が育成する従業員を選び、その方に合うベンチャーをJOBOOTがマッチング。給料や交通費、社会保障費というものは所属会社の支払いとなります。この中でJOBOOTはマッチング費用をいただくというモデルです。
最後にJOBOOTのチームメンバーをお伝えします。この事業のカギは大企業の力学、新規事業、そして人材サービス業を知っているということ。その点JOBOOTはリクルート出身者と、ビジネススクールを展開するグロービスの関係者が集まって創業しました。私はリクルートで人事事業に長く携わっていましたし、太田もグロービスで人材サービスの経験があります。我々の経験を併せてこの事業の急成長を目指していきたい考えています。
以上です。ご清聴ありがとうございました。