コンバージョンテクノロジーの清水です、よろしくお願いします。当社は社名のとおり、データとテクノロジーでコンバージョンをつなげることを理念として事業展開しています。設立自体は2003年なのでして、もともとはDMの配送をしていました。途中からどんどんウェブ化を図り、3年ほど前に今の事業に。そのため第二創業のような形になっております。

事業内容としては「KaiU（カイユー）」と「AAO（エーエーオー）」の2軸で展開。KaiUはウェブサイトに来たユーザーをいかに離脱させずにコンバージョンにつなげるかというサービスで、一方のAAOは、そうはいってももちろん離脱する人もいるので、呼び戻してコンバージョンにつながるユーザーなのかというのをAI使って判断するサービスです。

KaiUはサイト内で離脱しようとしたタイミングでポップアップを出すツールになります。裏側で行動データの収集を行い、コンバージョンに至ったデータはもちろん、コンバージョンしなかったユーザーのデータや、もうひと押ししたらコンバージョンしたユーザーのデータなど、様々な行動データやデモグラフィックデータを収集。KaiUを運営してきた約3年間で、330億回の総リクエスト、2億回の機会損失の抑止、3000万回以上のコンバージョンの創出を実現しました。

KaiUのデータから独自でAIを作り、2019年にリリースしたサービスが「AAO」です。昨今、広告出稿に際して「Googleだけ」「Yahoo!だけ」という会社は多くなく、Google、Yahoo!、その他SNSやDSPなど複数に出稿するケースがほとんどです。その結果、ユーザーに別のプラットフォームから広告を重複して配信するようなケースがたくさん起きています。

そこで、本来媒体連携するはずのないプラットフォームのハブとなり、一気通貫してユーザーへの広告出稿をコントロールするのがAAOです。AAOを使っていただければユーザーへの重複した配信がなくなり、コストカットできるという仕組みとなっています。

導入実績としては大手企業もたくさんいらっしゃるのですが、割合として多いのは中堅企業。通販系が多いものの業態・業種は多種多様で、例えば不動産、トラベル、専門学校などでご利用いただいています。

今後の展開としてはKaiUで基礎を固めつつ、コンバージョンデータを活かしたサービスの拡充を計画し、さらにコンバージョンテクノロジープラットフォームという形でのプラットフォーム化を構築しているところです。

応援していただける方、ご縁がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。ありがとうございました。