ABOUTピッチ概要
DRONE PILOT AGENCYの上野と申します。ドローンとAIによる画像分析を活用した建物の劣化診断サービスを中心とした弊社の事業をご説明します。
DRONE PILOT AGENCYは建物の外壁の劣化診断を行っています。建物は必ず、クラックと呼ばれるひび、エフロ(白華現象)、タイルの浮きといった劣化が生じます。これをドローンを活用して撮影し、画像分析することにより、自動でどこにどういう劣化があるかを抽出し検出。ドローンを使うことで、高所作業や人の目で見る属人的な検出が必要なくなるのです。
既存の建物検査には、精度が低い、費用が高い、人手と手間がかかる、という3つの問題がございます。この問題によって、見積りが1000万円なのに実際に工事をしたら2000万円請求されたという話も珍しくありません。この現象には発注側・受注側双方がストレスを抱えています。DRONE PILOT AGENCYはこの課題に取り組むサービスを提供しているのです。
建物の検査市場ですが、法律で決まっておりますので、必ず年間である程度発生します。大体2000億~4000億円ぐらいの検査市場です。例えば大手デベロッパーさんの大型オフィスは検査だけで900万円程度かかります。
画像解析は横展開もしています。例えば工場屋根の劣化・腐食、携帯電話の鉄塔です。先日強烈な台風19号がありましたが、寸断された電力会社のインフラ状況の確認を弊社が実施しました。
DRONE PILOT AGENCYの強みは、設立当初より日本最大のドローンの学校である日本ドローンアカデミーより出資をいただいており、400人以上のパイロットを活用でき、また画像解析に関しましては、単に解析するだけではなく、ドローンを使った撮影、処理、それを踏まえて解析できる点が強みです。
今後は赤外線の浮きに対応したり、他のインフラやビッグデータを活用した解析等を計画しております。
「働くを『空』から支える」というミッションを胸に事業を邁進していきたいと思っております。ご清聴どうもありがとうございました。