至高のコンシェルジュ体験を提供する株式会社エイチでございます。eichiiiは会議室、宴会・パーティー会場、ホテルと法人をマッチングするサービスです。Uberがタクシーを滑らかにしていったように、法人の外部会場や宿泊手配をなめらかにしていきます。

現在約15,000社がeichiiiを利用しており、10,000の会場がサービスに登録。主に人事・総務の方々によって、上図のような会社説明会、面接、入社式、株主総会、セミナー、イベントなどの目的で利用いただいています。

そもそも人事や総務の方々は、会場選びに相当苦労されています。例えば「貸し会議室 新宿」と調べますと、数名規模のスペースばかりが登場します。やっと法人用の大きなスペースが見つかったかと思うと、電話で空き状況を確認して仮予約、手書きで申込書を作成しなければなりません。こういった非常に繁雑な業務ばかりが待ち受けているのです。

eichiiの顧客は主に大企業で、大きいところですと年間で約3000万円を会場に費やしています。とはいえ何百という会場を抑えるのは非常に大変。実際の依頼として例えば「採用で使用する100名くらいの会場と、控え室が2つ欲しい。途中グループディスカッションをするので、椅子は移動式がよい。上司がタバコ吸うから喫煙所も欲しい」と、こんな感じで詳細な手配依頼がきます。しかも貸し会議室の稼働率は繁忙期で稼働率が98%。50回電話しないと1個の会議室も見つけられないといった状況です。

会場決定した後も面倒なことがあります。わざわざ手書きで書類を作成してFAXしなければなりません。その後も催事名、レイアウト、備品などを調整しなければならず、これを何百回もやる思うと気が滅入りますよね。

そんな状況でeichiiiを使って頂くとめっちゃ楽になります。例えば「東京駅で来週100人ぐらいでイベントやりたいな」という状況でサイトを見るとと、相見積もりと空き状況が一瞬で出てきます。クラウド上で会場管理をしているので、ここで正確な情報も取得可能。100回イベントを開催しても100個の請求書が届くことはなく、金額などがまとめて１つの請求書で送付されてきます。

ちなみに地方でイベントなどを開催すると、宿泊地も確保しなければなりませんが「宿泊を伴う」とさえ回答しておけば、会場の周辺1km以内のホテルの空き状況と見積りもすぐに出てきます。こういった便利な機能がたくさん付いており、会場手配はとても簡単に。顧客からは「神サービスですね」と評価頂いています。

市場は大きく、法人向けの貸し会議室市場が1500億、ホテルの宴会場なども足し合わせると7000億円ぐらいあります。我々がやりたいのは総務と人事のアカウントを取りきり、AIのコンシェルジュ機能を組み合わせることです。会場手配だけでなく旅行手配やリモートオフィスの手配、従業員管理といったところを全部クラウドで取っていきたいと考えています。そうすると市場が20兆に拡張するのです。

CRMとリードスコアリングによって、成約率はどんどんと伸びています。たまに「労働集約型なのではないか」言われますが、コンシェルジュの人件費はどんどん0%に近付いていっており、人がやるべきおもてなしには人で対応し、その他は自動化していきながら顧客満足を追求しております。

以上です。ありがとうございました。