35日間のダイエット大会「FITFES（フィットフェス）」を紹介させていただきます。

FITFESはオンラインで完結するダイエット大会です。競い合うのはビフォーアフターの変化。勝敗はユーザー同士の投票で決まり、優勝者には豪華賞金がプレゼントされます。参加料は3500円で、ダイエット期間は35日。我々はこのダイエット大会を、数万人規模で競い合うダイエット大会にしていきたいと考えています。

既に海外ではオンラインのダイエット大会が流行り始めていて、1大会あたり4万人以上で競い合っている大会もあるほどです。その運営会社は年間売上25億円程度で、その他に物販やイベントなどでも収益を上げています。

さて、ダイエットの課題は何でしょうか？ 答えは「続かない」です。私たちが独自で行ったアンケートによるとダイエット失敗の最も大きな理由は、三日坊主で続かないということだったんです。以前体重管理アプリをリリースしたことがありまして、数百万ダウンロードとニーズはかなり感じたのですが、7日間継続率は一桁%。確かにかなり低い数字でした。

その点を踏まえFITFESは、「みんなを意識すること」に注力し「続かない」を防ごうとしています。FITFESではスタート日、終了日、休息日がみんな同じ。ダイエットのビフォーアフター画像はもちろんのこと、毎日の食事内容やつぶやきも共有することで、見られているという感覚も演出しています。ゲーム性にもかなりこだわりました。レポート、クイズ、トレーニング等様々なゲーム要素を用意し、獲得ポイントによって毎日ランキングが変動する仕組みです。

結果としてFITFESのお客様は、35日間継続する方々は半分以上と圧倒的に継続しています。そして前大会では合計1トンの体重を落とせました。既に1年間累計で2.3トンの減量に成功しています。

ただこのサービスは、単発で終わるんじゃないかという懸念があるかもしれません。しかしFITFESでは、次の大会への課金継続率は３割弱と、悪くない数字になっています。そのため大会ごとにユーザーが積み上がっていくという状況です。

今後についてですが、法人プランを導入。体づくりする人同士をつなげるコミュニティの設計も行っております。またアジアやアメリカではFITFESのようなサービスはまだ登場していません。そのため海外展開も視野に入れています。

FITFESは安田貞範・翔の兄弟の共同代表で開発。前職はイグニスで、2人で累計80以上のアプリをリリースしました。この2人に加え、トレーニングのプロとしてライザップの1000人中トップ10のトレーナーが参加しています。さらにゲーム開発のプロとしてアートディレクター、サーバー・インフラエンジニアも参加。サービス開発のプロ、ゲーム開発のプロ、そしてトレーニング、それぞれのプロフェッショナルが手を組んでFITFESを開発しているのです。

私達は、自信と豊かな心を持った人をもっともっと増やしたいと思っています。以上でございます。ご清聴ありがとうございました。