このプロジェクトについて

  • 1あなたの興味を広げる検索エンジン「aics」

ABOUTピッチ概要

Manifold株式会社の森です。宜しくお願い致します。興味を広げられる次世代検索エンジン「aics」を開発しています。

 

私は前職のスタートアップ企業で機械学習エンジニアをしていました。プログラミングは中学生の頃から始め、大学時代にはプログラミングの大会・ICPCのアジア大会に出場したこともあります。

 

aicsを開発した理由は、私が昔から「情報収集オタク」だったとからです。小学生の頃からネットサーフィンをし、気になることはすぐに調べていました。

 

知識はネットワーク構造をもち複雑に絡み合っているので、知らないことを知るというのは実はとても難しいのです。自分の分からないことは言語化しにくいため、調べようと思っても検索エンジンに入れるワードが明確にならないという課題があります。

 

例えば私は機械学習についての情報をよく集めますが、同じ技術情報でもセキュリティについてはキーワードがよく分かりません。ましてや自分の興味から遠く離れた分野では、検索すべき単語すら思いつかないと思います。

 

 

そこでManifoldは検索しない検索エンジン「aics」を開発しました。その特徴は「フィルタリング」「幅広い情報源」「リアルタイム性」の3点です。

 

aicsではまず、収集した情報からユーザーの「嫌い(Dislike)」をフィルタリングし、タイムラインに表示。関連情報はインターネット全体から広く収集し、現在は約20万メディアを対象としています。これにより情報との偶発的な出会いを創出し、興味の範囲を飛躍的に広げます。

 

従来のサービスは欲しい情報をwebサイトで検索するのが手間でしたが、aicsではサーバーとwebサイトの間に存在するAIがユーザーの興味・関心を学習。アクセスするだけで欲しい検索結果を見られるようにしました。

 

ニュースアプリ業界におけるaicsは、受動的かつ即時性の高いポジションに位置しています。FacebookやTwitterとの差別化を図るため、aicsは情報ソースに注目。FacebookやTwitterはフォローしている人からの狭い情報しか得られませんが、aicsはweb全体からフィルタリングした情報を得られるので、広い情報ソースの中から興味のある情報を得られます。

 

技術的な特徴は、少ない計算量で計算可能な自然言語処理技術とクローラー・スパイダーを採用することで、膨大な情報収集を可能としています。

 

aicsの想定するユーザー層は「ニッチな趣味のために情報収集をしたいオタク」。ターゲットが狭いように感じますが、旅行好きやデイトレーダー、アニメオタク等、様々なユーザーに対応可能なので問題ありません。

 

今後はユーザーの状況や知識量に応じた配信内容の変更機能や、情報の正確性を重視したファクトチェック機能の追加、サービスの海外展開も検討しています。

 

テクノロジーの発展によって情報検索の在り方や意思決定の仕方は大きく変化しています。Manifoldはその中で、情報収集・検索のプラットフォーマーを目指します。ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

Manifold株式会社 
代表取締役CEO兼CTO  森 雄大 氏

1995年生まれ。東京農工大学工学部物理システム工学科を中退し、創業初期のFintechスタートアップ、OLTA株式会社に機械学習エンジニア・データサイエンティストとしてジョイン。機械学習モデルの構築やデータ分析を行う
。中学生の頃からプログラミングを行い、エンジニア歴は10年程。競技プログラミングなどの大会にも出場し、2015年度のACM-ICPC国際大学対抗プログラミングコンテストにおいてアジア大会進出を果たすなどの実績を持つ。

COMPANY会社概要

代表者
森 雄大
住 所
非公開
設立日
非公開
登壇月
2020年2月
URL
https://manifold.studio.design/aics

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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