このプロジェクトについて

  • 1マインドフルネスとCBTによるメンタル向上システム「emol works」

ABOUTピッチ概要

emol株式会社の千頭です。emolはマインドフルネスとCBT(認知行動療法)によるメンタル向上システムを提供しています。emolが解決したい課題は、ネガティブになる、感情的になる等の、メンタル状態の低下による負の防止です。

 

一般にメンタル状態の低下には、メンタルサーベイや精神科受診・カウンセリング等が有効と言われています。しかしメンタルサーベイでは定期的にメンタル状態をチェックできるものの、その先どうやってメンタルを向上したらいいのか分かりません。またカウンセリングや精神科通院は軽度な状態で行くには抵抗感があるという課題があります。

 

 

そこでemolでは、3ステップのメンタルケアメソッドを提供し、メンタル状態の低下を防止します。

 

まずは自分の感情を知ることからスタート。AIとチャットしながら感情を記録してメンタル状態を分析することで、感情についてのログを残します。次にコンピュータによるCBT(Computer Based Testing)を用いた、認知を改めるトレーニングを実施。CBTはカウンセリングでもよく用いられる療法です。emolではAIからの質問に答えることで自身の思考の罠に気づき、簡易的なカウンセリングができるようになっています。

 

最後に自分を俯瞰して見るための、マインドフルネストレーニングです。アプリで音声のレクチャーを受けながらマインドフルネスを実践することで、ストレス耐性の高いメンタル作りや共感性を向上していきます。このようなメソッドを軽度のメンタル不調者から健康な人に提供し、メンタル向上をサポートするのです。

 

emolはコンシューマー向け、企業向けの両軸でプロダクトを提供。コンシューマー向けプロダクト「emol」はiOS版のみですが、ノープロモーションで沢山ダウンロードされており、企業向けサービス「emol work」も現在複数企業でトライアル導入されています。

 

ビジネスモデルはユーザーが好きなメンタルケアコンテンツをポイントで購入する、買い切り型モデルです。今後はコンテンツの充実による客単価の増加を狙っています。

 

emolの強みは、架空のロボットが相手だからこそ何でも話せる点です。ある研究結果では、人間、人型ロボット、キャラクターロボットのうち、人はキャラクターロボットに対して最もネガティブな言葉を発したというデータがありました。悩みを発散する場所として、架空のキャラクターロボットは優位性があるのです。

 

 

またemolはユーザーの感情データ、会話データ、時間データ、位置データを取得しており、今後はこのデータやシステムを活用したサービスも展開する予定です。さらに塾や専門学校、大学向けのメンタルケア「emol school」や、メンタルケア・癒やしをテーマに商品販売する「emol market」のリリースも見込んでいます。

 

「自立した強い心を育む」、これがemolのミッションです。将来的にはemolが心に関するサービスのハブになることを目指しています。ご清聴ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

emol株式会社 
代表取締役CEO 千頭 沙織 氏

emol株式会社代表取締役CEO。 2014年に株式会社エアゼを創業、webやアプリの企画・デザイン・開発の業務に携わる。2018年にAIとチャットで会話をしながらメンタルケアをするアプリ『emol』をリリースし、2019年にemol株式会社を創業。

COMPANY会社概要

代表者
千頭 沙織
住 所
東京都台東区台東1-12-10 ロータリーパレス秋葉原4F
設立日
2019年3月18日
登壇月
2020年2月
URL
https://emol.work/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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