PortRay株式会社の鹿野です。宜しくお願い致します。入社後活躍を見据えた相談プラットフォーム「OSUMITSUKI」を提供しています。

私は光通信からリクルートキャリアに転職したのですが、転職時に一番困ったのは、相談相手がいないこと。転職を考えている若手ビジネスパーソンにも、転職の仕方が分からない、自分のキャリアプランが見えない等の不安に襲われている人が非常に多いです。端的に言うと彼らは、自分を後押ししてくれる存在を求めています。

一方で企業の人事部も転職者が社風に合わない、入社後に活躍してくれない等の問題を抱えています。この原因は、採用面接時に転職者が本音を語ってくれない、採用後も忙しくて深く関わっている時間がない等、転職者の本音を確認できないからです。

この問題を社外の先輩を使って解決するのが、PortRayの「OSUMITSUKI（おすみつき）」です。

相談希望者はまず、現職と関わりのない「社外の先輩」に対して、仕事やキャリアの悩み等あらゆることを相談します。先輩が相談者のパーソナリティをデータベース化し、思考や思いがマッチすると感じた企業が相談者にスカウトをかける、というサービスです。入社後にも「社外の先輩」がメンターとしてフォローに入るので、入社後の本音を拾いつつ、パーソナライズされた教育に繋げられる側面も兼ね備えています。

現状OSUMITSUKIは、人事職や営業職等の相談相手が見つけにくい相談希望者にフォーカスして、サービス提供しています。メンターは既に100人以上在籍。ユーザーは現在Twitterだけで月100人程度増加している状態なので、ニーズは強いと考えています。実際にサービス利用をした相談者からも喜びの声をいただきました。

OSUMITSUKIのリーチ先は、教育サービスとしては転職者全員です。採用サービスとしては年間転職者数の400万人ではなく、転職潜在層の1200万人がターゲットとしています。採用領域領域に加えて入社後の教育サービスとしても、様々な企業と協業できるサービスにしていきます。

日本の教育市場はGDPにおける人材教育費の割合のわずか0.1％。仮にアメリカと同水準の2.0％まで上昇した場合約1.4兆円。余白として１兆円規模のポテンシャルを秘めています。

PortRayは日本全体で人材教育ができる体制を作っていきたいと思っています。ありがとうございました。