株式会社リブルーの岡田と申します。リブルーは世界3500万人のサーファーをハッピーにしたいと考えている会社で、サーフィン動画サービス「NobodySurf」を運営しています。

リブルーのチームは、サーフィンとテクノロジーそれぞれにパッションのあるメンバーで構成されたハイブリッドなチームです。

世界には今、100か国に3500万人のサーファーがいるといわれています。ただ、一つひとつの地域におけるサーフィンのコミュニティは小規模で、それらが世界中にたくさん点在・分散している状況です。

それがゆえに、何かいいコンテンツをつくったりプロダクトをつくったりしても、例えばいい映像作品やサーフボードをつくっても、なかなかそれを多くの方に見つけてもらえない、知ってもらえず、小さいコミュニティの範囲内に留まってしまうという問題があります。一方でこの状況は、いちサーファーからすればいいコンテンツや商品が見つからないということでもあります。これを僕たちは「見つからない・見つけてもらえない問題」というふうに呼んでいて、これが今、世界中のサーフィンに関わる人間が抱えている問題です。

リブルーはこの問題を、世界最大で唯一のコミュニティ「NobodySurf」をつくることで解決しようとしています。世界各地に分散している人やコンテンツ、データをテクノロジーの力を使ってアプリに集め、同時に各種グローバルで使われているSNS、及びYouTubeでコンテンツを展開しています。

これによりコンテンツのつくり手側であるクリエイターからすると、自身の活動を見つけてもらえるようになって、最終的に売れるようになっていく。またサーファーの視点からすると、良いものが見つかるようになる。こんな世界をつくっていこうとしています。

NobodySurfは世界最高のサーフィン動画が1か所で楽しめるというアプリです。現在世界から厳選した2000名以上のクリエイターがつくった1万本以上の動画作品が、1か所で観られます。それらに対して我々が30万件以上の独自のタグデータを付与。動画はアプリだけでなく、各種SNSでも展開しています。

加えて世界各地のクリエイターと提携して、現在150本（編注：2020年5月現在）のオリジナル作品も提供しています。

ユーザー層は97%が海外の方で、かつミレニアル、Z世代が中心です。米国、ブラジル、オーストラリア、フランス、メキシコ、日本などを中心に世界100ヶ国以上で月間約300万人のサーファーに利用されています。

NobodySurfは2015年から展開していますが、2020年からマネタイズをスタート。アプリのサブスクと広告、ECをビジネスの基盤にしていきます。収益をクリエイターとレベニューシェアすることで、よりそのクリエイターが作品をつくりやすい世界をつくる。そうすることによって作品がさらに増えて、またユーザーも増えるというエコシステム構築にチャレンジしていきます。最終的にはサーフィンというライフスタイルを持った、世界中のあらゆるサーファーたちを360度支援できるような周辺サービスをつくっていきたいと思っています。

サーフィンの世界は、サーフボードとウェットスーツだけでも世界で3400億円の市場があり、それ以外の市場も含めると1兆円以上あると想定される、魅力的なマーケットです。

リブルーは世界3500万人のサーファーをハッピーにしたいと考えています。もしご興味あれば、ぜひいろいろお話しできたらうれしいです。ありがとうございました。