ABOUTピッチ概要
riteはD2Cの時代において、ブランドと個人が継続的に結びついてブランディングが行えるプラットフォーム「fab.」を提供しております。
現在D2Cモデルのように、個人を巻き込んだブランディングの重要性が増加している中で、その変化に適応できているブランドはほとんどないと言えるでしょう。
ステルスマーケティング案件も横行しています。また、あるファッションブランドがインフルエンサー事務所に案件依頼したところ、ターゲット層とは全く異なるインフルエンサーが1回投稿し、それを記録した振り返りレポートを渡されただけで終わったなんてこともあるそうです。
一方でブランドが自力でターゲット層と継続的な関係性を築こうとすると、Excelでターゲット層の連絡先を管理し、過去の活動内容をまとめた上で、SNSのダイレクトメッセージを個別に送るなど、属人的な運用が課題となってしまいます。
そこでriteが提唱するのが「fab.」です。インフルエンサーマーケティングではなく「アンバサダーマーケティング」を提供するプラットフォームとなっています。ブランドと個人が継続的かつ双方向に結びついて、その結びつきを管理していく。そういったプラットフォームを提供していきます。
具体的なfab.のUXですが、マッチング・フォローを実施して、活動やアピールそして関係性を管理していくというシンプルなつくりです。
まずマッチング機能は細かいUIにこだわり、ユーザーが気になる画像をフリックすると、そのデータに基づいてお勧めのブランドがレコメンドされるという、直感的なUIになっております。ユーザーインタビューを実施したところ、「ブランド情報を羅列されても自分が何を好きかわからない」という方が多かったので、このUIを採用しました。
活動やアピールの管理機能は、これまでの案件を並べただだけの管理画面とは違います。ブランドからの新着情報を掲載したり、アンバサダーから「現在こんな活動をしている」「こんな活動もしたらどうか?」など双方向のコミュニケーションができたりと、アンバサダーとしての活動をアプリ内でワンストップで行えるよう開発中です。
そういった活動の評価がアプリ内に溜まっていくと、アンバサダーとブランドの結びつきが可視化されていきます。そしてアンバサダーのランク管理をブランドが行い、高ランクのアンバサダーに対してコラボ提案をしたり、商品のフィードバックをもらったりすることも可能になるのです。
料金体系はサブスクリプションで月額2万円〜5万円ほど。起用ユーザー数による階段性で展開しております。
なぜ今このプロダクトが必要かというと、明らかにマーケティングが変化しているタイミングだからです。D2Cの中小ブランドが増えていると同時に、ブランディング活動やブランディングアクションが高度化している環境下だからこそ、個人を巻き込めるアンバサダーマーケティングのfab.をリリースしました。
fab.が評価されているのは、ブランドと継続的な関係性を築ける点や、インフルエンサー側からブランドにコミュニケーションを取って、自分に合うか見極められる点です。その結果アンバサダーのアクション率が48%超えという、非常に高い数値で推移しております。
ブランド側からも、長期的な関係を築けるところに期待されています。ブランド立ち上げ期にはカスタマーからのフィードバックや、熱量の高いファンを獲得するハードルがと非常に高い。その解決策としてfab.を導入するクライアントもいます。
riteは今後の社会における「個性の持つ価値」を心から信じて、今後も活動していきたいと思っております。ご清聴ありがとうございました。
【参考】
個人とブランドが共創する社会を目指し、「fab.」を正式版としてリリースしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000037552.html