ABOUTピッチ概要
ookamiの尾形太陽と申します。世界一のスポーツカンパニーであるナイキを超えるような会社を作ろうと立ち上げたのが、株式会社ookamiです。クリエーター中心の若い精鋭で戦略を推進しています。最近ではNTTドコモ・ベンチャーズなど大手事業会社やVC陣に資本参加いただいて、成長を続けてきました。
アプリ「Player!」が作るのは、インターネットによる第3の新しいスポーツエンターテインメントです。テレビが苦手とするニッチや共有を得意とし、テレビやスタジアムでは掬えなかったことをやっていきます。
Player!は試合の映像ではなく試合経過のデータを配信して、スポーツのファンコミュニティを形成するサービスです。月間の利用者数は400万人を超えました(編注:2020年6月現在)。
例えばハンドボールといえばPlayer!です。ハンドボールの高校選抜大会のような、テレビのビジネスに乗れなかったマイナーな大会でも、現地へ行けない家族や日本全国のOB・OGたちに現地の熱を届けています。
例えば皆さんのお子さんが今、一生懸命に地方で試合をしている。仕事中でもスマホでならこっそり試合を追いかけられる。それがPlayer!です。こんなニッチなファンコミュニティを集積させて、月間約400万人のコミュニティになっています。
この40年間スポーツ産業はマススポーツ、マスメディア、マススポンサーの三位一体で発展してきました。ファンの少ないスポーツは全国放送に耐えられず、マスメディア中継がなくなってマススポンサーも付かず、どんどんマイナースポーツ化して行ってしまっていました。
しかしPlayer!なら、自分の好きなスポーツを見つけて応援できるプラットフォームを構築できるのです。
Player!のコミュニティビジネスは、コンテンツ、ファン、ブランドの3者で構成されています。ビジネスモデルの1つは広告です。シンプルなバナー掲載だけではなく、スポーツブランドとタイアップして、マラソンランナーが走るコースをリアルタイムで追いかける新しい観戦システムを開発、ブランドアクティベーションを図っています。
もう1つの寄付モデルは、投げ銭やクラウドファンディングといわれるモデルに近いです。しかしPlayer!がまずターゲットにしているのは、現在も紙の払い込み用紙でやり取りされている学生スポーツOB会費のデジタル化。非常にニッチな部分です。
新型コロナウイルス拡大により、Player!は大きな追い風を受けています。なぜかというと、スポーツが急速にオンライン化されているからです。
先日、NTTSportictと業務提携を発表、AI自動撮影カメラによる動画配信を実施予定です。また鹿島アントラーズなどのプロスポーツチームに、無観客時代における新しい収益化プラットフォームとして、Player!を導入いただいています。実際に鹿島アントラーズとの取り組みでは、Player!のサポート機能によって数百万円というお金が動きました。
Player!は大手企業が構造的にやりにくいことを戦略的に実行します。スポーツや広告、決済、地方などのキーワードに興味がある方々は、ぜひお声がけください。誰もが自分の好きなマイスポーツを作って、応援して盛り上げられる世界を、日本一のスポーツコミュニティを作ります。Player!です。ありがとうございました。