ABOUTピッチ概要
先端開発オンデマンドとHRaaSサービス、「SWAT Lab」「SWAT HRaaS」の紹介をさせていただきます。
SWATLABのビジョンは「新しいチームのかたちを創る」。世界のトップ人材が今求めているのは、①フレキシブル、②リモートとリアルの相乗効果、③国やロケーションを問わないチームです。これは多くの企業の従来の採用方法だけでは実現できず、トップ人材を魅了するプロジェクトと世界中に散らばる人材をマッチさせ、リモートで人材リソースがデリバリーされる、ニューノーマル時代のプラットフォームが必要です。
SWAT Labの属するフューチャー・オブ・ワーク市場は3年後に世界で約50兆円規模に成長すると予測されています。リモート時代のツールや人材調達も含めた、全ての新しい働き方市場になると期待されているのです。例えばシリコンバレーのGigsterやロンドンのDistributed等が同じくトップ開発者のリモート調達プラットフォームを先行して展開しており、欧米圏で評価されています。
この市場における日本の課題は、トップ開発者やトップ人材がいないということです。具体的にはCTO経験者やデュアルディグリーの開発者、プロダクトマネージャーなどが圧倒的に不足しています。
今までイノベーター企業やアーリーアダプター企業、日本のリーディングカンパニー80社ほどとお話ししましたが、やはりトップ層がいないという悩みを抱えていました。
そこで東京、ベルリン、キエフ(編注:ウクライナの首都)を拠点に、世界トップクラスのリモートチームをオンラインで派遣する「SWAT Lab」、そしてAIで世界のトップ開発者を発掘しチーム化するデータベース「SWAT HRaaS」を提供します。
なぜ東欧がトップ開発者の宝庫なのか。私自身も今ベルリンに居ますが、ベルリンやシリコンバレーの企業が多く開発拠点として活用するニューイーストとよばれる東欧地域は高度開発者の流動性が非常に高く、税制が低くてエンジニアが定着するという良い環境なのです。将来的には東欧にこだわらず世界のトップ開発者があつまる教育機関や開発会社等グローバルにパートナーシップをすすめ、世界の高度IT人材が集う随一のプラットフォームに成長させる見込みです。
SWAT Labは3名ひと組、リーダー込みのリモートチームを企業に月額で派遣するサービスです。SWAT HRaaSには現在1000名ほどの開発者が登録していますが、その人数を更に増やしてデータベース化し、AIで世界のトップ開発者を発掘・チーム化する自動プラットフォームに育てていきます。
フューチャー・オブ・ワーク市場の競合は、リモート高度人材DB市場です。この市場にはシリコンバレーのGigsterやロンドンのDistributed社など、世界の名だたるベンチャーキャピタルから資金調達を行っているプレイヤーがおり、非常に伸びしろがあります。
このリモート連携という発想を利用すると、例えばタイムゾーンの異なるリモートチームを連携させて、生産性を約3倍に上げることが可能です。こうしたグローバルな環境をフル活用するのが、これからの「普通」になると考えています。
現在はアライアンスパートナーとして日本企業やイスラエル企業等数社、開発パートナーとして東欧の先端開発企業やカンボジアの企業など数社と契約中です。
今後はまずSWAT Labを日本のイノベーター企業に提供してサービスを浸透させ、その後データベース化・プロダクト化を加速。将来的にアジア市場への展開を計画しています。初期段階ではあえてスケールせず、徐々にパートナードリブンなエコシステムを作っていきグロースしていく計画です。
開発パートナーへの還元策として、顧客評価からの成果報酬制度や、トークン型のファンド「SWAT Lab FUND」の設立など、インセンティブと評価の資産化を行います。また顧客法人に対しては、カスタマーカルテやカスタマーサクセスチームの導入、チケットディスカウントなどを実施予定です。
今後「新しいチームのかたち」をSWAT Labとつくっていくことに興味のある方は、ぜひお気軽にお声がけください。本日はどうもありがとうございました。