ABOUTピッチ概要
株式会社MONO Technologiesの大迫です。よろしくお願いいたします。MONO Technologiesは2018年に創業し、現在3期目の会社です。
「フリマアプリへの出品って面倒くさいな」と思ったことはありませんか? メルカリが一般に浸透してきたものの、実際に出品するときは、写真撮影や値付け、質問対応、梱包、発送などが必要で、1品につき約45分もかかります。自分で出品するのは面倒くさい。そこでフリマ出品が得意な人に代行してもらえるのが、「マカセル」というサービスです。
マカセルは出品が面倒な人と、出品が得意な人をマッチングするプラットフォーム。依頼者は売ってほしい商品を代行ユーザーに送るだけで、代わりにフリマアプリへ出品してもらえます。代行ユーザーは売れた金額の数%を受け取れるので、副業としても成立するんです。
フリマアプリやネットオークションは、作業が面倒だけど利益率が高いのに対し、中古買取やリサイクルショップは、作業は楽だけれど利益率が低いのが特徴。マカセルはこの間を取ったようなビジネスです。2020年6月からサービスを開始したところ、ユーザー数は1000人を超え、順調なスタートを切っています(編注:数字は2020年9月現在)。
代行ユーザーである「マカセラー」には、幅広いカテゴリと出品先に対応した、出品のプロが200人以上集まっております。コロナ禍で在宅ワークのニーズが高まっているようです。現在の主要カテゴリはファッション全般で、50%程度を占めております。
出品代行自体は非常に需要があります。他サービスはリリース当初から広告宣伝費0円にも関わらず、倉庫がパンパンになるほど利用が殺到。オペレーションが回らずにサービスを停止するくらいの需要がありました。
しかし現在は倉庫集約型で出品代行サービスを展開していたサービスの殆どがサービスをクローズしています。なぜならユニットエコノミクスが合わず、儲からないからです。ハコクルのように荷物を倉庫に集約するモデルだと、倉庫費や配送費、オペレーション費用などがかさみ、商品単価が7000円を超えないと割に合いません。しかしマカセルでは倉庫集約ではなく、Webプラットフォーム化したことによって、商品単価2500円〜3000円ほどでもエコノミクスが合うようになりました。
リユース市場は、ヤフオク!とメルカリだけで1.6兆円もある巨大な市場です。買取市場も10年単位で伸びていて、拡大余地・需要とも十分にあります。コロナ禍もかなりの追い風になっており、フリマアプリを活用した日本初の副業サービスとしても、大きなPR効果が見込めるはずです。どうぞよろしくお願いいたします。