このプロジェクトについて

  • 1ノーコードAI構築プラットフォーム「MatrixFlow」

ABOUTピッチ概要

株式会社MatrixFlow代表の田本です。よろしくお願いします。MatrixFlowは「AIの民主化」を推進し、誰でもAIが作れる・使えるような社会の実現を目指しています。

 

私はこの会社を設立する前、シルバーエッグ・テクノロジーという会社でAIの研究開発やAIサービスの開発に従事し、新サービスのローンチ等を行いました。私自身AIについての知見があるので、この知見を使って「MatrixFlow」というプロダクトの開発を始めたという経緯があります。

 

 

 

まず社会背景と解決すべき課題についてです。AIを開発する際に外注する方も多いと思いますが、これには3つの課題があります。

 

1つ目は専門性の高い人にお願いするので、費用が高額になりがちであること。2つ目は外注ではコミュニケーションコストが高くなってしまう点。3つ目はAI開発部分がブラックボックス化してしまい、ちょっとした変更も再び外注しないといけないこと。つまり費用・時間・手間がビジネスの足枷になっているのです。

 

ですので、AI開発は内製化をした方が良いと思っています。とはいえ内製化は簡単にできるわけではなく、すでに不足しているAI人材を採用するのは難しいからです。社内人材を教育しようと思っても、数学や統計、プログラミング等を学ばなければならず、非常に時間がかかります。採用も教育も難しいというのが現状です。このような問題を解決するのがMatrixFlowです。

 

 

 

MatrixFlowはノーコードでAI構築できるプラットフォームで、最短4クリックでAIを構築できます。業界・業種別のテンプレートも用意し、適したテンプレートを選ぶだけで簡単にAIが作り出せる機能も実装。MatrixFlowを利用すれば、社内人材がAI人材になれるのです。

 

サービス形態は月額定額制。インストールなしにブラウザから使えるので、スピーディーかつ簡単にAIが導入できます。

 

MatrixFlowによる一番の効果は、人材層の拡大です。数学・統計・プログラミングの知識はMatrixFlowが担保しているので、業界のドメイン知識さえあればAIが作れる状況を提供します。

 

また一介のデータサイエンティストよりも、市場や商品、製品のことを熟知しているビジネスパーソンがMatrixFlowを使えば、データサイエンティストよりも上質なAIを構築できる可能性も高いです。

 

現在多くの大企業に活用していただいており、ユーザーは数千人規模に増加。競合サービスであるAIツールの多くは、専門性の低いビジネスパーソンの方でも扱えますが、中身がある程度ブラックボックス化されていてカスタマイズできない点が課題です。しかしMatrixFlowなら、専門性が低い人材でもカスタマイズが可能になっています。

 

AI作成プラットフォームは2021年時点で0.7兆円規模のマーケット。しかし5年後の2026年には1.4兆円になると言われている、急拡大中の市場です。

 

 

 

今はAI作成のブロックやレシピ、テンプレートをMatrixFlowの運営側で用意していますが、将来的には外部のデータサイエンティストがこれを自由に制作し、一般ユーザーがマーケットプレイスで購入できるノウハウ共有システムを構築しようと考えています。

 

またプログラミングできないビジネスパーソンが、既存ブロックを自分の知見と組み合わせることで、全く新しい価値のブロックが作れる仕組みも構築予定です。最終的にはマーケットプレイス自体を拡張し、誰でも参加できるノーコードのマーケットプレイスとして確立させていきます。

 

集合知こそが人類の強み。ノーコードでAIノウハウをシェアリングするのがMatrixFlowのミッションです。ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社MatrixFlow 
田本 芳文 氏

・大学院で超ひも理論(一般相対性理論と量子論/素粒子論の統一を目指す学問)を研究 ・前職シルバーエッグテクノロジーではデータサイエンティストとして研究開発及びAIサービスの開発に従事し新サービスをローンチ ・AI派遣会社の外部AI 技術顧問を務める ・2018年5月から「MatrixFlow」の開発を開始 ・2018年10月に株式会社MatrixFlowを創立

COMPANY会社概要

代表者
CEO 田本 芳文
住 所
東京都台東区寿2-10-16 フォーラム浅草田原町 7F
設立日
2018年10月
登壇月
2021年7月
URL
https://www.matrixflow.net/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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