ABOUTピッチ概要
はじめまして、株式会社Lexi(レキシ)代表の小堀と申します。「SERECT」というサービスの説明に入る前に、Lexiについて簡単に説明をさせていただきます。Lexiは不動産領域、特にオフィスビルのマーケットで事業を展開している現在4期目の会社です。ここまでの3年間、オフィスビルオーナー向けのオフィスの紹介用VR製作や、月1万円から使えるSaaS型VRツールを運営しておりました。当該SaaSは大手デベロッパーのほぼ全てで導入いただいております。
さてSERECTは、物件を貸したいオフィスビルオーナーと物件を借りたいテナント企業を直接マッチングするプラットフォームです。これでもって何を解決したいのか。それはビルオーナーの営業効率の向上です。
現在ビルオーナーの物件が空いてしまった場合には、自社の営業や不動産仲介会社等を使い人海戦術で空室を埋めており、営業効率が悪いのが実態となっています。なぜなら企業全体の中で、移転をしたい会社は全体の1〜2割しかいません。さらに自分の物件エリアに当てはまるのか、広さがマッチするのか等の条件を絞り込んでいくと、ニーズにぴったりと当てはまるテナント企業は、通説では1000社に3社ほどしかいないと言われています。
この解決するためにSERECTでは、どの会社がどんなエリアで物件を探しているのかを見える化し、ダイレクトに営業できる形にすることで営業効率を上げられるサービスを提供しています。
SERECTではテナント企業とオーナーとがチャットで直接やり取りできるようになっています。その特徴は2つ。1つ目は案件管理がしやすい点です。オーナーは自分の持っている物件に対して、どんな企業から問い合わせが来ているのか、どんなやり取りをしているのか、いつまでに何をしなければいけないのか等が一元管理できます。
ビルオーナー側のメンバー間でチャットやタスク、ファイルの共有ができるので、チーム内共有もしやすいのもメリットです。
もう1つは移転ニーズのあるテナント企業に直接アクセスできる点。SERECTを使っていただく際、企業には会社情報や移転ニーズ情報を登録していただきます。これによって移転ニーズを見える化させ、どんな企業がどのエリアで物件を探しているのかをオーナーが把握できるのです。
さらに他の物件検索サイトと違い、企業に対してオーナー側からオファーを投げられる仕組みとなっています。テナント企業に対して直接オファーできる世界観を作っているのが特徴です。直接取引のため、不動産取引にありがちな仲介手数料がかからないのも大きな魅力と言えます。
ビジネスモデルとしては、オーナーとテナント企業とのチャットルーム開設に対して課金するシステムを採用しています。この利用料はオーナーからのみいただき、テナント企業からは一切お金をいただきません。チャットルームでは何回やりとりを行っても追加費用はかからないため、最小限の費用で高い効果をあげることが可能です。仲介手数料と比較しても大幅にコストを削減できます。
すでに大手デベロッパー約50社が使っていただける状態のSERECTは、ビルオーナー側のニーズにマッチしたサービスだと考えております。以上です。ありがとうございました。