ABOUTピッチ概要
議事録DXツール「One Minutes」です。One Minutesは分散している知を集合知化・ナレッジデータベース化することで、それらの知の再利用をサポートします。
私は大成建設で大規模プロジェクトの業績管理を担当していて、起業後は合計40を超える新規プロジェクトの提案・立ち上げ・開発に携わってきました。つまり、プロジェクト開発の全てを経験していると言えます。その中でプロジェクト開発の知見が正しく蓄積されていないという課題に気が付きました。特にこの課題を感じているのが、請負型ビジネスを行う企業のプロジェクトマネジャーの方たちです。
実例を用いてご説明します。株式会社Wはマーケティング・戦略コンサルなどの請負型事業を行う企業です。
社員数は約150名で、主に使っているツールは日程調整がGoogle カレンダー、業務ツールがWord、Excel、Google ドキュメント等。こちらの企業のコンサルティング部門はグループ単位で案件の受注をしていて、グループごとに独立採算制を敷いています。
W社のプロジェクトマネジャーであるIさんは、常時3つ程度のプロジェクトと5名のメンバーが配下にいます。Iさんは、自分の担当プロジェクトの情報が分散してしまっているという課題を抱えていました。原因はプロジェクトメンバーが実際に議事録の作成・共有で使うツールがバラバラだったことです。その結果、各プロジェクトの情報がさまざまなツールに分散してしまっていたので、情報整理に手間がかかる状態になっていました。
この課題を解決するのがOne Minutesです。One Minutesを導入したことで、各メンバーが議事録の作成・共有で使うツールを1つに統一できたので、Iさんは自分の担当プロジェクトの状況をOne Minutesを見るだけで瞬時に把握できるようになりました。
プロダクト動画をご覧下さい。One Minutesは直感的なUIにこだわっています。ログインすると左側に自分のカレンダーに登録されている予定が表示され、その中で任意の予定をクリックし、プロジェクトを選択すると議事録が発行されます。議事録はワークスペースメンバーにすぐに共有。議事録は議事録一覧タブで確認できます。
プロジェクトを切り替えていくと、保存されている議事録を確認できるので、プロジェクトマネジャーはこのページを見るだけで、自分の担当プロジェクトの情報を確認できます。
One Minutesには実際に議事録を作成するプロジェクトメンバーにとっても利便性の高い機能が多数実装されています。テンプレート、共同編集・ゲスト編集者の招待、文字起こし機能などです。
2022年7月にはリアルタイム翻訳機能も実装予定です。発言が途切れたタイミングで英語に翻訳してくれます。日本語部分においても発言が長い場合に句読点を付けてくれるので読みやすくなります。
最後にマーケットについて。One Minutesの属するナレッジマネジメントツール市場は、規模・成長性ともに良好です。世界・国内ともに伸びると予想されていて、国内だけに限定しても2020年時点で約5兆円だったマーケットが26年には約13兆円にまで成長すると予想されています。One Minutesはこのマーケットで戦っていきます。
以上、議事録DXツール・One Minutesでした。