このプロジェクトについて

  • 1オンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」

ABOUTピッチ概要

株式会社エアドアの鬼頭と申します。私はもともと「いい生活」という不動産テック企業に9年所属し、その後ソフトバンクビジョンファンドからも出資を受けていたインド発ホテルチェーンOYOに勤めました。

 

そのため社会人生活で10年以上不動産テックに関わっており、それもあって10回以上の部屋探しと引っ越しを経験しています。しかしそんな自分ですら未だに最適な部屋を見つけられていません。この課題を解決するサービスを作りたいと思って起業しました。

 

皆さんも不動産探しの際、一度は不満を感じたことがあると思います。例えば「これは不動産会社しか見られない情報です」と言われたことはあるでしょうか。このような不透明な情報環境や、非効率なオフラインの手続き、初期費用などが不動産の課題に挙げられます。賃貸の場合、初期費用の高さも課題でしょう。

 

 

 

オーナーから物件を預かっている管理会社は、レインズという業者間の不動産情報システムに物件情報を掲載。その情報を見た仲介会社が、ポータルサイトに物件情報を掲載するという仕組みとなっています。そのためこのような多重構造の中では、どうしても情報の伝達に非常に時間がかかるという課題もありました。

 

 

 

この多重構造を変えていくのがairdoorです。airdoorは、管理会社が直接物件情報を掲載し、ユーザーとマッチングできるプラットフォーム。airdoorでは、ユーザー自身が物件情報を確認し、内見の手配をし、物件を気に入ればそのまま契約します。仲介手数料は物件により無料か2万円となっていて、非常に革新的なサービスです。

 

 

 

上図がairdoorの仕組みとなっています。管理会社のシステムとairdoorは連携でき、ボタン一つでレインズに掲載されている情報をairdoorに掲載可能です。

 

これまでは、空室データの反映までに4日もかかったり、成約済みの物件の情報が更新されずにポータルサイト上に残っていることがありましたが、airdoorを使えば最短当日に物件情報が反映されます。

 

 

 

ただ、仕組みは作ることができても、掲載元の管理会社の方々には人員が不足しており、内見や契約を行うスタッフがいないことが課題になりました。そこでairdoorは不動産会社とパートナーシップを提携。内見の依頼があれば現地集合・現地解散でスタッフを派遣する流れを実現しました。

 

契約については、2017年からIT重説が可能になったので、オンラインで重要事項の説明が可能になりました。この仕組みを全面採用することにより、ユーザーの皆様が移動することなく、隙間の時間で契約業務を行なうことができるようになりました。

 

airdoorは2022年2月にリリースされ、取扱物件数は順調に増加。総内見数をさらに増やしていき、しっかりと売上を上げていくフェーズに来ています。以上です、ご清聴ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社エアドア 
鬼頭 史到 氏

立教大学在学中にストリートダンススクールの立上げメンバーとして活動。 2010年、不動産業界特化型SaaSの株式会社いい生活へ新卒で入社。 新規事業及び営業部門の部門長を歴任。新規事業の一環として入居者アプリを立上げ、プロダクトオーナーを務める。 2019年にインド発のホテルスタートアップOYOへ入社し、初年度年間トップセールス。 2020年に退社し、起業準備。2020年9月28日、株式会社エアドアを創業。

COMPANY会社概要

代表者
代表取締役 鬼頭 史到
住 所
東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟 22階
設立日
2020年9月28日
登壇月
2022年8月
URL
https://airdoor.jp/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

to top