ABOUTピッチ概要
こんにちは。PAPAMOの橋本です。私は長崎県の離島で生まれ、子供の頃から色々なスポーツをして育ちました。その後、コンサル会社を経てPAPAMOを創業しています。
PAPAMOは「運動との出会いを最高にする」をミッションに、オンラインでマンツーマンのスポーツスクール「へやすぽアシスト」を運営しています。
子供が勉強を始めようと思ったら、例えば公文式が思い浮かびます。しかし運動の場合はそういったわかりやすいサービスがありません。そのため「運動するなら『へやすぽ』」と言ってもらえるような、子供たちの運動のスタンダードとなるサービスを目指しています。
近年、子供たちの運動能力の低下が叫ばれていますが、どのくらい低下しているかご存じでしょうか。
今の10歳の子供たちは、実は30年前の5歳児と同程度の運動能力しかないと言われています。逆上がりができない子は、30年前は10人に1人程度でしたが、今やクラスの約半分ができないという状況です。そんな事情もあってか、小学校高学年までは、塾よりも、水泳や体操教室に通う子供のほうが多くなっています。
しかし水泳や体操教室といったスポーツスクールは、施設型のビジネスのため、首都圏に集中しており、地方や郊外には通いたくても通えない方が多くいるのが現状です。またレッスンは集団で行われるので、個人に最適化されておらず、体操教室に3年通って結局逆上がりができない子供も少なくありません。
これらの課題を解決するのが、PAPAMOが提供するオンラインでマンツーマンのスポーツスクール「へやすぽアシスト」です。
へやすぽアシストは、子供ごとに段階別の課題を設定することでパーソナライズされたプログラムの受講が可能となっています。また基礎力の向上にコミットして、子供の「できる」を増やしていきます。
へやすぽアシストの初期ターゲットは、運動が苦手な子供たちです。具体的には、体力テストの判定がDやEに該当する子供たちと、体力テストが平均以上であっても運動能力がいびつで得意種目もあれば苦手種目もある子供たちです。これは子供全体の65%に相当します。
へやすぽアシストのプログラムは、縄跳びやかけっこ・ダンスといった学校の体育の種目に通じるものから、姿勢が悪い・猫背・学校の椅子に長く座っていられないといった運動機能の悩みまで幅広く対応しています。
オンラインだと飽きやすいのではないかという不安をお持ちの方もいるかもしれません。しかしへやすぽアシストは、運動のミッションをクリアするとキャラクターの旅が進むRPG風のレッスンを提供するなど、子供たちを飽きさせない工夫を施しています。
トラクションも順調に伸びており、2022年11月現在、1か月先までキャンセル待ちをいただくほどの人気です。特に最近では、発達が気になるお子さんに運動療育としてへやすぽアシストを使っていただくことも増えてきました。
子供のスポーツ教室市場は小さいと思われがちですが、実は大人と同じ5,000億円ほどの規模があります。そこに発達障害のお子さんたちの運動療育というマーケットを含めると6,500億円の市場となる試算です。
へやすぽアシストは、子供たちの運動能力のデータはもちろん、身長・体重や足形・心理指標といった経年のデータを持っていくことで、今後の展開として、そのデータベースを活かし、こどもの発育や運動をサポートする運動のインフラを目指していきます。
以上です、ありがとうございました。