ABOUTピッチ概要
株式会社ONZOの知場と申します。よろしくお願いいたします。ONZOはECサイトでモノのレンタルやサブスクを支援するシェアリングプラットフォーム「marvle」を運営しております。
ONZOは2年半ほど、オーディオ機器のサブスクレンタルというニッチなサービスを提供してきました。地方の方を中心に、購入前に商品を試してみたいというニーズを満たし、解約率も低く、振興会の特別賞もいただくサービスへと成長しています。そのノウハウも活かし「marvle」の開発に取り掛かったのです。
さて皆さん、この55万円の商品、ネットショッピングで見ただけで購入できますでしょうか。ほとんどの方は難しいでしょう。こちらはあるECで販売している商品なのですが、高額なこともあって、なかなかECのみでは購買に繋がりませんでした。かといって店舗は愛知県春日井市にあり、商品が気になっても足を運べない方は大勢います。そこで商品を顧客に気軽に手にとっていただける仕組みとしてレンタルやサブスクを検討するに至りました。とはいえ、システムやノウハウの問題もあって、簡単には導入できません。
このような課題を解決するため、ONZOはmarvleを開発しました。marvleの価値は、レンタル・サブスク周りに必要な機能をオールインワンで提供できることです。marvleでシェアリングのD2C化を図り、モノのシェアリングをしたいEC事業者を支援していきます。自社ECにレンタルの仕組みを導入すれば、顧客が実際に手に取って試してから購入できるというニーズを満たせますし、サブスクの仕組みを導入すれば、顧客のLTVを上げられる。これによりmarvleの導入企業は、顧客一人ひとりのニーズに向き合った消費が提案できるようになります。
marvleはシェアリングをしたい人にシェアリングをしてもらうサービスではなく、購入目的のユーザーに対してシェアリングをしていただくサービスです。これにより、既存のシェアリング市場を超えたマーケットを狙っていけると考えています。なおmarvleは、月額のシステム利用料とトランザクション費用をいただくモデルで、既にオーディオやバッグ、電動工具、フォットネス器具を販売するEC等に導入いただいています。
marvleの事業規模はProduct as a Service単体で860億円、マーケティング支援で90億円、リセールで200億円を見込んでいます。
日本はこれまでモノづくりで培った文化や技術があり、非常にサーキュラーエコノミーと相性が良く、marvleが狙う市場は日本発で世界を取れる数少ない市場です。一人ひとりにちょうどいい消費スタイルを提案していきたいと考えています。以上です、よろしくお願いします。