このプロジェクトについて

  • 1レイオフのバックオフィス業務サポート「Rebootr」

ABOUTピッチ概要

Rebootrの小磯です。よろしくお願いします。

 

昨今レイオフのニュースを聞かない日はありません。2022年はテック企業だけで1000社以上、約16万人の従業員がレイオフされています。なお、この内の約8割はアメリカで起こったものでした。

 

実はRebootrは元々、XR関連の会社です。XR業界に特化したマッチングサービス等を提供しており、このときにXR企業をレイオフされた方々の就職相談を数十件受けていました。求職者は「給料を下げてでもいいから、とにかく業界関係なく仕事を紹介してほしい」という状態で、この経験がレイオフに大きな課題を感じるきっかけとなっています。

 

レイオフする場合、企業が取る行動には大きく2つのパターンがあります。

 

① BIG4等の専門家にレイオフ業務を委託する

② 社内でレイオフ業務を行う

 

①の場合、ある程度大きい会社でないと、財務調整のためにレイオフするにも関わらず、外部委託費の方が高くなりかねません。また非常に時間がかかってしまうという課題もあります。

 

②の場合、レイオフが決まると、プランニング、スケジュールの策定、各部署との連絡、保険対応、福利厚生のサポート等をHR部門で処理しなければならず、非常に大変です。レイオフ業務は複雑でマニュアル化されていないこともあって現場が疲弊し、本来予定していなかった担当者の自主退職に繋がるリスクが出てきます。アメリカのように州や国によって法律が異なる国では、レイオフ業務はさらにややこしくなるでしょう。

 

 

 私たちはこれらの課題を解決すべく、「Rebootr」を開発しました。

 

Rebootrは各社のステータスを入力するだけで、レイオフに必要なToDoリストや各ドキュメントのテンプレートが出てくるサービスです(上図参照)。

 

レイオフはとてもセンシティブなので、会社間を超えた情報共有はされてこなかった領域です。しかしRebootrは匿名でデータをプールすることで、他社の事例を参照できるようにしました。そのため新人でもRebootrを通じてレイオフ業務に対応できます。

 

従来の外注による方法では金銭的なコストだけではなく、例えばブランディングイメージが傷つく、自主退職してもう一回採用する必要があるというように、様々なデメリットがありました。しかしRebootrを活用すれば、仮に3名の従業員をレイオフするとなった時に、(機会損失費用等も含めて)約10分の1の価格感で提供できる予定です。

 

Rebootrは、HR部門の方々が自分たちの業務に集中できる環境を整え、また国籍や性別、年齢に関わらず、何度でも自分の人生に挑戦できる世界を作りたいと思っています。ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

Rebootr, Inc. 
小磯 純奈 氏

経営コンサルティングファーム タナベ経営(現:タナベコンサルティング)でのアライアンス業務、スタートアップのCSOなどを経て、XR業界特化のHRサービスを開発。EORユニコーンのDeelなどグローバル企業十数社とアライアンスを締結し、20カ国以上で利用されるサービスとなるも、レイオフの課題を感じRebootrを設立。

COMPANY会社概要

代表者
Founder & CEO 小磯 純奈
住 所
デラウェア州(予定)
設立日
2023年4月(予定)
登壇月
2023年3月
URL
https://therebootr.com

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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