CAMELORS代表の田根靖之です。CAMELORSは、即戦力の複業人材を最速で採用できるヒューマンバリューUPプラットフォーム「SOKUDAN」を運営しています。

まずは私のバックグラウンドです。私は、2020年に上場した女性専用30分フィットネス「カーブス」で、日本の創業メンバーとして約4年、主にセールスを担当し、0を1にする経験をしました。次に楽天です。楽天インサイトというマーケティングリサーチ事業に出向し、エンタープライズ向けセールスをやりながら、後半の約3年間は執行役員として事業経営にも携わりました。楽天では1を10にする経験をしています。

その後CAMELORSを創業し、最初の数年間はフリーランスとして活動しています。その時に国内のほとんどの業務委託や副業のサービスを使い倒していたのですが、なかなか満足のいくサービスに出会えませんでした。業務委託や副業サービスに「マッチングがうまくいかない」「マッチングまで時間がかかる」「手数料が高い」といった課題を感じたからです。

そこで、その課題を解決すべく「SOKUDAN」を開発しました。「信頼されるひとがどんな世界でも挑戦できる世の中をつくる」というビジョンの元、事業を進めています。

「SOKUDAN」は、転職マーケットにいない即戦力人材を最速で採用できる複業マッチングプラットフォームです。

特徴は3つあります。まず複業・業務委託でのマッチングに特化したサービスであるものの、その後、正社員化も自由にできるプラットフォームであること。2つ目に早期にマッチングできる独自のサポート。そして3つ目に、選べる料金プランです。企業の利用用途にもとづいて選べるプランを提供しています。

すでにSOKUDANは、上場企業からスタートアップまで様々な企業にご利用いただいています。本当は即戦力人材を採用したいのに、なかなか採用できない。主にそんな企業がSOKUDANを使っています。

SOKUDANに登録しているプロ人材は主に20代後半から40代前半。主な職種は成長企業にニーズの高いエンジニア・マーケター・セールス・事業企画開発のBizDev・デザイナーを含めたクリエイターの5職種です。また企業の取引数も毎月増加しており、売上も前年比で200％の水準で成長しています（編注：数値は登壇時のものです）。

HR領域には、新規サービスを開発している企業が多く、競合が多いのではと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、企業と優秀な人材のマッチングという点では、まだ非効率で改善すべき部分がたくさんあります。特に「マッチングに想定以上に時間を要する」というのは、人材側・企業側、双方が感じている課題です。人材側からすると、希望の仕事を希望のタイミングで見つけるのが難しく、企業側からするとスカウトしても返信が来ないケースや、採用業務そのものがアナログで手間暇がかかっているケースが多いようです。SOKUDANはこの課題を解決していきます。

2023年現在、国内の労働力人口比率は約63%と言われていますが、これから先、人口がどんどん減少していく中、労働人口はさらに低下していくでしょう。労働人口が少ない中での採用はどんどん難しくなり、それが企業成長の鈍化、ひいては社会課題の深刻化に繋がっていくと考えています。

SOKUDANは、これらの課題を2つの面から解決します。1つは採用スピードを5倍にすること。一般的な即戦力人材の求人媒体やエージェントでは、採用が確定するまでに3ヵ月〜半年かかると言われています。しかし、SOKUDANなら1カ月前後で採用の実現が可能です。2つ目に、独のサポートを提供し採用プロセスのDX化を実現していることが挙げられます。

SOKUDANは現在、前述の5職種に特化していますが、今後はさらに専門職種を増やし、さらなるサービス展開を予定して事業成長を実現するとともに、世の中にとって価値あるサービスとして今まで以上に進化してまいります。