このプロジェクトについて

  • 1外国語Generative AI「HiNative」

ABOUTピッチ概要

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

 

HiNativeを運営しているLang-8の喜です。HiNativeのことをご存知の方もいると思いますが、今日は進化したHiNativeについてお伝えしたいと思います。

 

最初に、改めて従来のHiNativeについて説明させてください。HiNativeは外国語に関するQ&Aサービスで、外国語で分からないことについて質問するとネイティブスピーカーが答えてくれるという仕組みになっています。彼らがなぜ質問に答えてくれるかというと、彼ら自身も何らかの言語を勉強していて、教えてほしいからです。

 

HiNativeには、語学のQ&Aとしては世界最大規模の2100万件(編注:2023年8月現在)の質問が掲載されています。Googleなどで外国語の意味を調べるとHiNativeが検索結果として表示されるのですが、その検索流入が非常に多く、広告費なしで毎月数万人の会員登録を実現してきました。その結果、日本では珍しいグローバルサービスとなっており、登録しているユーザーの94%は日本以外の方となっています。

 

しかしHiNativeは、ユーザーの質問に対し他のユーザーが回答するというサービスの性質上、即時性が低いのが弱点でした。そこでLang-8は、HiNativeにAIを活用することにしたのです。

 

 

例えばHiNativeで「英語で『5分遅れます』はなんと言えばいいですか?」と尋ねるとしましょう。そうすると過去のネイティブスピーカーの回答がすぐに表示され、次いでAIの回答が表示されます。つまりネイティブスピーカーとAIの回答が両方表示されるのです。

 

AIを使うといっても、誰もがプロンプトを上手に書けるとは限らないので、HiNativeは分かりやすいUIで質問できるようにしました。またAIの回答はHiNativeのデータベースによってチューニングしているので、一般的なものより高品質な回答を提示します。

 

 

 

繰り返しになりますが、従来のHiNativeではどうしても回答をもらうまでに時間がかかるので、ユーザーにとってど真ん中、つまり一番最初に使われるサービスではなかったんです。Google検索をしたり自動翻訳を使ったりして解決しなかった際に使われるサービスがHiNativeでした。しかしChatGPTで外国語の質問をするくらいならAIを搭載したHiNativeに搭載したほうが、早いし正確な回答が出てきます。これによりHiNativeは、ユーザーが外国語で困ったときに使うど真ん中のサービスになり得ると思っています。

 

もしかしたら、「AIの回答だけでよいのでは」と思った方もいるかもしれません。しかし「ネイティブスピーカーもこう言っているんだ」とユーザーが感じられるのがHiNativeの最大の価値となっています。「AIだけではなく、人間もこう言っているんだ」というUXが得られるのはHiNativeだけなので、AIの数パーセントの品質を競う必要もありません。

 

ユーザーからは「AIが即座に回答してくれて驚いた」「人間の回答も微妙なニュアンスを教えてくれるので相乗効果がすごい」といった声が届いています。

 

AI時代でグローバルのど真ん中を取ります。ご清聴ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社Lang-8 
喜洋洋 氏

中国生まれ。 大学時代に上海への留学中に、ルームメイトと母国語をお互いに添削し合うことで語学力が成長。それを機に語学学習サービスであるLang-8を立ち上げ、京都大学卒業後の2007年に京都で起業。 2014年10月にスマホで語学学習ができるHiNative(ハイネイティブ)をリリース。語学学習サービスをずっと続けている。 京都大学工学部電気電子工学科 卒業。 黒橋・河原研究室出身

COMPANY会社概要

代表者
代表取締役 喜洋洋
住 所
東京都渋谷区恵比寿南2丁目6-14 小林ビル 4F
設立日
2007年6月29日
登壇月
2023年8月
URL
https://ja.hinative.com/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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