ABOUTピッチ概要
以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。
AI Picasso株式会社の冨平です。よろしくお願いします。私は筑波大学の大学院とシンガポール国立大学を経て、AIの開発に7年ほど従事してきました。研究が認められ、内閣総理大臣賞も受賞した経験もあります。2021年に1社目を創業し、その後売却。2022年10月にAI Picasso株式会社を創業しました。
我々が開発する「AI Picasso」は、AIで文章から画像を生成できる画像生成アプリです。
AI Picassoの機能は大きく2つあります。1つがテキストから画像を生成する機能、もう1つが自分の顔写真をアップロードすることでAIが似顔絵を描いてくれるAIアバター生成機能です。この種のアプリは日本初、グローバルでも3番目ということで、ローンチしてから注目を集めてきました。SNSでバイラルし、App Storeの無料総合ランキングにて総合1位を獲得したり、世界最大のプロダクト紹介サイト「Product Hunt」で世界デイリー1位、年間アワードにもノミネートしており、グローバルでもユーザーを獲得しています。
また、私たちは画像生成AIの研究を3年間続けており、素材として使えるレベルまでクオリティを向上させてきました。この知見を活かし、AI Picassoで作成した1000万枚の生成画像を元にしたAI素材サイト「AI素材.com」を開発しています。プレゼンやホームページの資料を作る際に、欲しい素材が見つからない、見つかったけれど価格が高い、細かいところを修正できないといった課題を解決します。2023年10月時点で約5万人の登録者がいて、53万件の画像が生成されています。
AI素材.comの特徴は3つ。生成AIによる圧倒的な素材数、テキストによるカスタマイズ性、いらすとやなどとのコラボレーションによる複数の画風が生成可能、です。
AI素材.comはtoC、toBの両面で展開しており、月額1480円で生成・ダウンロードし放題というプランになっています。一般的な素材サイトに比べて原価がかからないので、価格優位性があると考えています。
改めて、AI Picasso社の独自技術について説明させて下さい。これまで3年間画像生成AIを研究してきたことを背景に、アニメ/漫画の生成AI、実写生成AI、AIアバターという画像生成AI技術を有しています。著作権問題を解決した基盤モデルを一から開発したことも特徴です。今は画像のみに対応していますが、動画や音楽にも対応できる技術は既に確立していて、現在それらの展開準備をしているところです。
写真、音楽、イラスト、効果音、動画などの素材が生成AIにより全て揃う。そんな世界を目指しております。以上です、ありがとうございました。