医薬品・医療機器開発効率化のための人材プラットフォーム「xCARE」を提供する株式会社xCAREの福永です。

医薬品開発の課題は、3万分の1という非常に低い成功確率です。xCAREはこの低い成功確率を少しでも高め、患者に医薬品を届けるというミッションの下、設立されました。

昨今、医薬品開発の主体が大手企業からベンチャー企業に移っていると言われていますが、その際に重要となるのが「外部人材の効率的な活用」です。医薬品開発に要求されるスキルは一過性で専門性の高いものが多いため、ベンチャー企業が正規雇用するには負担が重くなりすぎます。

一方で専門人材側には、医薬品開発企業が内部人材の削減を進めている影響でベンチャー企業に職を求めている方、定年退職後に自分の経験を活かしてフリーランス的に働きたいと思っている方、副業したい若い世代の方等が増えています。しかしベンチャー企業はこういった方に効率的にアクセスするのが難しいのが現状です。

これらの課題を解決するためxCAREは、メディカル×医薬品開発に特化したプロジェクトマネジメント機能がある人材プラットフォーム「xCARE」を開発しました。メディカルプロダクト開発の現場と専門人材をマッチングさせるサービスです。主なユーザーは医薬品メーカーや医療機器メーカー、バイオベンチャーとなっています。

医薬品開発という専門領域で外部人材を効果的に活用するためには、医薬品業界特有の開発プロセスをしっかりと理解し、誰にどのような仕事をいくらでリクエストするのかといったプロジェクトマネジメントも必要不可欠です。そこでxCAREでは、人材をマッチングさせる機能に加え、医療業界に特化したプロジェクトマネジメント機能も提供しています。

マッチングフィーではなくプロジェクトフィーでマネタイズすることにより、高単価な収益を見込める点もxCAREの特徴です。

また、xCARE には200名を超える日米欧のメディカル専門家が控えており、プロジェクトに応じて最適な専門家で最適なチームをつくって顧客のプロジェクトを進めていきます。企業独自で採用するよりも圧倒的に低コストで高品質な人材と、プロジェクトマネジメントをxCAREは提供可能です。

xCAREがいる市場は、顧客企業の開発人件費の50％とCRO（Contract Research Organization、医薬品開発業務受託機関）等アウトソーサー業務の30％を代替する結果、11.2兆円ほどの市場規模となっています。

医薬品開発の成功確率である3万分の1の可能性を高め、患者の笑顔のために、一緒にこの市場にトライしましょう。ご清聴ありがとうございました。