このプロジェクトについて

  • 1トレカのNFT化「PACKS」

ABOUTピッチ概要

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

株式会社D-Chainの堺です。現在、明治大学経営学部の3年生です、よろしくお願いします。D-Chainはトレーディングカード(トレカ)の転売を、NFTを使うことで効率的にするサービス「PACKS」を開発する会社です。

 

 

 

グローバルでのトレカの転売をイメージしてください。転売者は商品自体が欲しいわけではないので、転売者への商品送付は配送時間と国際配送費の無駄でしかありません。つまり、欲しい人が商品本体を購入するまで、本来配送の必要性は本来ないのです。特にトレカは価格がリアルタイムで変化するのに、1回の取引に数ヶ月も要してしまうという課題を抱えています。また高額カードにおいては偽物が跋扈しているため鑑定書付きで商品売買がされるのですが、その鑑定書自体が偽物ということも珍しくありません。海外のユーザーが日本のプラットフォームで日本版カードの購入が難しいといった課題もあります。

 

 

 

これらの課題を解決するのがPACKSです。PACKSはトレカをNFT化することで、どこでも誰でもボーダーフリーなトレカ取引を可能とします。トレカの現物はPACKS側が倉庫で保管し、カードの権利のみをブロックチェーン上で取引させるため、偽物が流通することはありえません。またデジタル上でカード保有の権利のみを売買させるため、カード本体が欲しい人が買うまで配送が発生せず、転売者間の物理的なカードの移動は不要となっています。これにより、グローバルで全ユーザーが配送コストゼロで瞬時にトレカ取引を実現できるのです。

 

PACKSの仕組みを使えば、カードの流動性は飛躍的に高まるでしょう。実際、PACKS上の流通量は急激に伸びています。なおPACKSはカードパックの販売売上と二次流通市場での手数料を収益としています。

 

 

 

今、PACKSの流通量はグローバルで3番手。しかし海外でトレカ市場が大きくなる中、日本版カードを求めるユーザーが増えています。実際、同じカードでも日本版カードは2〜3倍高く取引されているのです。PACKSは日本版カードを提供できるという点で、海外のプライヤーと比べて優位性をもっています。また海外の競合他社が英語圏を中心にリーチしているのに対して、PACKSは日本と中国という巨大市場へのアプローチが可能です。

 

PACKSは世界中のコレクターにとって、安全でシームレスな取引体験を提供します。以上です、ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社D-Chain 
堺 悠斗 氏

2022年、明治大学経営学部に入学時18歳の頃マーケティング、不動産、輸入業などで事業を起こす。 さらに翌年の2023年8月には、Web3事業(ブロックチェーン開発事業)を行う「株式会社D-Chain」を創業し、現CEOに就任。就任後、弊社の事業は「東京都スタートアップ創業支援(運営元:東京都労働産業局)」に採択され、現在に至るまで様々なWeb3ハッカソンで審査員賞を受賞。 ブロックチェーン領域における「株式会社D-Chain」に加え、AI領域における「株式会社AID」の2社でCEOを務める。Web3領域におけるRWAサービス「PACKS」のFounder。 またアービトラム(ARB)のアンバサダーに就任後、日本人へのブロックチェーン理解促進活動やWeb3領域における教育にも尽力。その一環として、2024年に東京大学で開講されるWeb3ブロックチェーン講座の作成に従事する。現在、明治大学経営学部3年生で、20歳。

COMPANY会社概要

代表者
代表取締役 堺 悠斗
住 所
東京都中野区弥生町2丁目41-17
設立日
2023年8月28日
登壇月
2024年6月
URL
https://d-chain.co.jp/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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