ABOUTピッチ概要
トレカを愛する人のBtoCプラットフォーム「pokecazilla(ポケカジラ)」を運営する株式会社カブキです。
トレカの世界では、中古の2次流通マーケットが、新品の市場よりも同程度か、それ以上の規模があると言われています。最近では中古トレカ専門ショップもどんどん増え、リユース業界大手の進出も進んできました。
カブキは既存事業としてSEOコンサルティング事業を営んでおり、大手カードショップを含むEC事業者を支援しています。そのノウハウを用いて2024年にボケカジラの提供を開始。我々のメンバーは全員が知恵比べの大好きなトレカプレイヤーであり、既存事業で経験を積んだウェブマーケターです。私自身もトレカの世界に魅了された一人。趣味が高じてアメリカで開かれた世界大会に招待いただいた経験もあります。
さて、当時の私が1万円で購入したカードは、現在18万円もの値を付けています。この高騰の原因は、トレカを投機の対象に見立てた転売屋です。トレカプレイヤーの多くはCtoCサービスで中古カードを取引しているものの、そこには偽物が相当数流通しており、また売り手の中心が憎き転売屋ということもあって、本当は利用を避けたいというユーザーも少なくありません。
一方のトレカEC側にしても、大切なデジタル市場をCtoCに取られ、リユース店の回転率が上がらないという経営課題を抱えています。
転売屋からトレカプレイヤーを守る。この使命感をもって、カブキはECとトレカプレイヤーを媒介するポケカジラを開発しました。
ポケカジラを一言で説明すると「ポケカ(ポケモンカード)のカカクコム」。上記画像の右側の青枠の中に掲載されている各お店が我々のお客さまであるポケカショップとなっています。同じカードでもお店によって値付けが違うのが、この中古市場の面白いところです。青色リンクをタップすると、お客さまのECサイトに遷移。ユーザーをECサイトに送るとクリック報酬をいただくのがポケカジラの現在のビジネスモデルとなっています。
トレカは、7年後には3.5兆円になると言われている市場です。その中で我々のSOMであるBtoCの「マーケットプレイス」は、2,000億円の市場規模となっています。
先ほどはカカクコムと説明しましたが、今は「マーケットプレイス」だと言いました。我々はまずは価格比較面を押さえ、その後マーケットプレイス化し、ECをもたない小売店もポケカジラに出店できるようにしていく計画です。
商材は早急にポケカ以外のあらゆるトレカへと発展させ、将来的にはレトロゲームやフィギュアといった中古ホビーにも拡大させていきます。商圏は英語版を皮切りに、アジアや南米へも展開予定。課金ポイントとしてフルフィルメント、つまり倉庫と物流の代行にも注力する予定です。トレカショップや流通店は我々の倉庫を使うことでトレカの複雑なSKUから解放され、ピッキング作業も不要になります。海外発送(越境EC)にも対応し、その分我々は、高いテイクレートを獲得できるでしょう。一旦倉庫にトレカを預けてしまえば、スイッチングコストが障害となり、強固な参入障壁となるはずです。
私たちは「トレカで世界へ。」を合言葉に、海外から外貨をどんどん稼ぐ企業として我が国に貢献していきます。どうぞ応援のほどよろしくお願いします。ご清聴ありがとうございました。