このプロジェクトについて

  • 1ワンストップ民泊運用代行「AirXpress EX」

ABOUTピッチ概要

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

 

株式会社SpaciaNet Japan代表の青木です、よろしくお願いします。提供しているのは、宿泊業界の人手不足時代を勝ち抜くための無人宿泊施設運営サービス「AirXpress」です。

 

日本の国内観光市場では、インバウンド需要が急速に回復しています。過去最多だった2019年の3,100万人を大きく上回り、2024年には3,600万人超の訪日外国人旅行者が日本を訪れました。政府は2030年に6,000万人という高い目標を掲げていますが、宿泊業界は深刻な人手不足、資材高騰、土地不足などの要因からホテル供給が追いつかず、代替となる宿泊インフラの整備が急務となっています。

 

一方、不動産業界では、空き家や売れ残りの新築分譲戸建てなど、未活用不動産の再活用が進展しています。これらの物件を無人で運営可能な宿泊施設=民泊として活用することで、宿泊業界の供給不足を補い、不動産の新たな価値創出にもつながると期待されています。

 

 

 

SpaciaNetが2015年から運営する「AirXpress」は、運営会社向けの民泊部分代行サービスであり、多言語によるメール・電話対応や各種関連システムを提供。現在は、これを発展させた拡張版サービス「AirXpress EX」に注力しています。

 

AirXpress EXは、民泊運営業務をすべて一括して請け負うトータルサポートサービスであり、主にワンストップ支援を求める不動産会社から直接委託を受けて展開しています。運営業務を全面的に代行することで、対応スピードの向上とゲスト満足度の最大化を実現しつつ、オーナーおよびSpaciaNet双方に利益が残りやすい仕組みを構築しています。

 

 

 

SpaciaNetは海外拠点を活かしたシステム開発力を強みとしており、宿泊施設の無人化・省人化、多言語対応、オペレーションの自動化・効率化を実現するテクノロジーを提供しています。また、海外におけるITエンジニアや多言語対応人材の確保にも優れており、柔軟かつスピーディなサービス開発を可能としました。

 

こうした強みを活かし、未活用不動産の民泊化を推進することで、宿泊業界と不動産業界が抱える課題を同時に解決することを目指しています。

 

市場規模についてです。日本では今後、訪日外国人の増加によりインバウンド需要が大幅に拡大すると見込まれています。一方ホテルの供給制約や慢性的な人手不足といった課題も顕在化しており、それを補完する手段として民泊の需要が高まってきました。

 

2030年には、民泊市場の需要は2023年比で約3.2倍に拡大すると予測されています。これを受けて現在、多くの不動産デベロッパーが民泊市場への参入を準備。加えて、民泊に強みを持つスタートアップや、運営支援を担えるパートナー企業を求める動きも加速しています。

 

以上です、ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社SpaciaNet Japan 
代表取締役社長 青木 渉 氏

1982年生まれ。神戸薬科大学卒業後、アストラゼネカにてMRとして勤務し、その後は薬剤師として臨床経験を積む。海外での起業を志し、2013年にカンボジアへ移住。2015年、民泊ビジネスと出会い、現地の優秀な若者たちと日本をつなぐことを目指して、カンボジア人パートナーと共にSpaciaNetを創業。2021年には日本法人「株式会社SpaciaNet Japan」を設立し、代表取締役を務める。

COMPANY会社概要

代表者
青木 渉
住 所
大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル26階 FUTRWORKS内
設立日
2021年6月29日
登壇月
2025年5月
URL
https://airxpress.jp/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

to top