このプロジェクトについて

  • 1アバターのマッチングアプリ「Memotia」

ABOUTピッチ概要

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

 

Flamers代表の佐藤です。アバターのマッチングアプリ「Memotia」を開発しています。

 

私はMemotiaを開発する以前、他のアバターサービスを使っていたら、そこで彼女ができたんです。アバターでお互い顔も知らない状態でデートをし、お付き合いに発展。最終的には結婚し、リアルとバーチャル両方で結婚式を挙げました。この原体験から、アバターの恋愛をもっと普及させたいと思い、Memotiaを開発しています。

 

とはいえ、これほど多くのマッチングアプリがある中で、今さらマッチングアプリが通用するのか、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし独身者の7割以上はマッチングアプリや婚活サービスを使った経験がなく、利用経験のある方でも、約半数は一度も恋人ができていません。そういう意味では、まだまだマッチングアプリが普及しているとは言えないのです。またMemotiaは、既存サービスと同じターゲットを狙うわけではなく「これまでのマッチングアプリはレベルが高いな」と感じる方を対象としており、勝負できると考えています。

 

ではなぜマッチングアプリは普及していないのでしょうか。実は日本のマス層は交際人数が非常に少ないのです。男性の7割、女性の6割の方が交際人数2人以下。恋愛経験が少ない方にとって、今のマッチングアプリはどうしてもハードルが高いようです。

 

 

 

Memotiaはそのハードルを下げます。アバターを使うのでお互いの外見は一切分かりません。アプリ内では相手の年収などの参考情報は表示されず、判断材料は音声による会話だけ。「この人は性格が合いそうだ」「話していて楽しい」といった感覚からマッチングが生まれます。顔出しがないので身バレの心配がなく、自宅でデートができるので身体的なリスクもありません。

 

 

 

一般的なマッチングアプリでは、マッチング後に実際に会う約束をすることが多いですよね。一方Memotiaでは、アプリ内の「ワールド」で音声デートをします。ここで1ヵ月ほどデートを重ね、お互いが「ちょっといいかも」と感じたタイミングで実際に会い、お付き合いに発展する方が多いようです。このワールドは自社開発しており、美しい世界観のものから、サイコロトークのような会話をサポートするものまで、約30種類を用意しています。

 

 

 

Memotiaはアバターでデートを行うため、ユーザーの滞在時間が非常に長いのが特徴です。そのため、デート中に「どのくらい会話をしたか」「どのようなギミックを使ったか」といったデータを取得できます。これらのデータを活用して開発した機能が「AI仲人」です。キャラクターと「どんなものが好き?」「どんな恋愛がしたい?」といった会話を5分ほど続けると、自分のプロフィールが自動で作成されます。本機能を利用した方はリテンションが向上するという結果も出ています。

 

以上、アバターのマッチングアプリ「Memotia」でした。ありがとうございました。

SPEAKERS登壇者

株式会社Flamers 
佐藤 航智 氏

1997年オランダ生まれ。2012年「リッチマン・プアウーマン」を見て起業家やエンジニアという働き方に興味を持つ。2016年に東京大学に入学後、4社で長期インターンを経験。2019年に株式会社Flamersを創業し、2020年に長期インターンの求人サービス「Voil(ボイル)」をリリース。2022年、恋愛メタバースのマッチングアプリ「Memotia(メモティア)」を開発。現在では大学を中退し、メタバースで出会った女性と結婚生活を送っている。

COMPANY会社概要

代表者
代表取締役CEO 佐藤 航智
住 所
東京都目黒区東山3丁目7-11 大橋会館 205号室
設立日
2019年11月14日
登壇月
2025年7月
URL
https://memotia.com/

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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