株式会社Gifts

いつでもどこでも赤ちゃんの状態を確認できるウェアラブルエコー

代表者CEO 小笠原 淳
住所東京都新宿区若松町8番8-306
設立日2023年1月
登壇年月2024年6月(#82)
URLhttps://gifts-ai.com/business/

サービス概要

OVERVIEW

サービス概要:Giftsが開発するのは、誰でも手軽にどこでも使える胎児超音波検査ウェアラブルエコーです。妊婦の腹部にジェルマットを巻き、機器から発する超音波で胎児の3Dモデルを作成します。マネタイズとしては、病院が機器を購入して院内に設置し、妊婦がそれを使うのに利用料を支払うといった方法など、複数の方法を検討中です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:妊婦やその家族は「おなかの中の赤ちゃんは元気かな?」「赤ちゃんはちゃんと大きくなっているかな?」といった不安を抱えています。こういった不安を解消するには胎児超音波検査をすればいいのですが、実に44%の妊婦は予定外の検査を「相談すら」できていないそうです。相談できたとしても、実際に検査を受けられるその半分以下なのだとか。

なぜこんなことが起こるのでしょうか。原因の一つは、医師でも2〜3年はかかると言われるほど、胎児超音波検査結果の解読が難しいことです。産婦人科医の多忙さも予定外の検査も難しくしています。こういった課題を解決するのが、産婦人科医でなくても使える、胎児超音波検査ウェアラブルエコーです。

海外には産婦人科医がおらず、多くの子供が生まれているものの、死亡率が高いという国も少なくありません。Giftsはこういった国への機器輸出も目指しています。

出典: サイバーエージェント・キャピタル

ピッチダイジェスト

PITCH

  • いつでもどこでも赤ちゃんの状態を確認できるウェアラブルエコー

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

株式会社Giftsの小笠原です、よろしくお願いします。

母親でも父親でも、妊娠が発覚したら「やった! 嬉しい」といった気持ちになるでしょう。しかし数日経つと「おなかの中の赤ちゃんは元気かな?」「赤ちゃんはちゃんと大きくなっているかな?」といった不安が湧いてきます。こういった感情を解消するのに最も有効な方法は胎児超音波検査です。この検査なら、現在の赤ちゃんの推定体重、赤ちゃんが元気かどうか、寝ているのか、ぐったりしているのかといったことがわかります。

私自身、産婦人科医として毎日妊婦さんにこの検査を提供しています。ただ実に44%の妊婦さんが、予定外に「今、検査してもらいたい」と思っても、産婦人科医に「相談すら」できていないという現状があります。また相談できたとしても、実際に検査を受けられるのは残りの半分以下となっています。

なぜこんなことが起こるのでしょうか。その理由の一つに、胎児超音波検査の難しさが挙げられます。胎児超音波検査では例えば赤ちゃんの頭や足の位置や大きさを計測するのですが、これが精度よくできるようになるためには2〜3年の期間が必要なのです。また産婦人科医は今かなりの人手不足で忙しく、妊婦さんがそれを察して「相談すら」できていないという現状があります。

これを解決するのがGifts社が開発する、誰でも手軽にどこでも使えるウェアラブルな胎児超音波検査システムです。妊婦さんのお腹に柔らかくて密着するジェルマットを巻き、いくつものプローブを並べます。プローブからは超音波が出るので、これを元に胎児の3次元モデルを作成するという仕組みです。

医師・病院・妊婦・その家族など、多くの方の課題を解決できる製品のため、いくつかのマネタイズモデルを考えています。一例としては、病院が機器を購入して外来や待合室に設置し、妊婦がそれを使うのに利用料を支払うといった方法を検討しています。

世界では毎年1.4億の赤ちゃんが生まれていますが、胎児超音波検査の頻度と赤ちゃんの予後(周産期死亡や脳性麻痺をどれだけ防げるか)は比例します。しかし産婦人科医はどの地域でも不足しており、十分なエコーが出来ないために毎年何万人もの赤ちゃんが、本来防げるはずの不幸に見舞われてきました。我々のウェアラブルエコーは国内で利用するだけでなく、こういった国々へも輸出していきたいと考えています。なお、我々のウェアラブルエコーはクラスⅡの医療機器なので、治験は原則的に不要で比較的早い認証が見込めますが国内外でのエビデンスを構築するために、医師との同等性を示す臨床試験などを適宜行っていきます。

以上です、ありがとうございました。

登壇者

SPEAKERS

株式会社Gifts 小笠原 淳 氏

2013年 慶應義塾大学 医学部卒業/ 亀田総合病院にて初期研修/ 2015年 慶應義塾大学 産婦人科学教室入局/ 本院で研修後、東京歯科大学市川総合病院、那須赤十字病院、日野市立病院へ出向/ 2018年 産婦人科専門医取得/ 東京大学薬学部ERATO研究員として脳×AI融合に従事/ 2019年 慶應義塾大学医学部大学院薬理学教室で後期博士課程 (安井正人教授)/ 東京大学薬学部薬品作用学教室 (池谷裕二教授)へ国内留学/ 2023年 株式会社Gifts創業 CEOに就任/ 2児の父/ 主な研究業績:胎児心拍数陣痛図を判読する深層学習モデルの開発

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※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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