mappin株式会社

医療機関のための在庫管理・自動発注システム「pitto」

代表者吉元 台
住所大阪府大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル26階 FUTRWORKS 21号室
設立日2021年11月
登壇年月2025年3月(#89)
URLhttps://pitto.mappin.jp/

サービス概要

OVERVIEW

サービス概要:

医療機関では、在庫は届いたものを煩雑に置くだけで、適切に管理されていないケースが少なくないようです。その結果、誰も院内の在庫がどこにどれだけ保管されているのかを把握していません。さらに発注作業も大変で、いまだに注文書を卸業者にFAXするのが一般的です。この課題を解決するのがpittoです。

pittoの使い方は次の通り。まずは業者から届いた物品にQRコードのシールを貼付。それをスキャンすると、当該物品がシステムに在庫として登録されます。在庫はそのまま棚に保管すればOK。使った後に同じQRコードを読み込むと、今度は使用とカウントされます。そして、例えば在庫が3個になったら追加で発注するという設定をすることで、FAXを送らなくても自動的に卸業者に発注が届きます。

これまでの一般的な発注フローは、院内の各棚の在庫確認をし、発注数を院内で話し合い、業者にメールやFAXで発注するというものでした。この作業のため、30〜60分程度残業することも珍しくなかったそうです。しかしpittoを導入すれば、QRコードを読み取るだけで在庫管理から発注までができるようになります。在庫をどの程度ストックする必要があるかはベテランしかわかりませんでしたが、pittoはこれを誰でもできる作業に変えました。人的エラーを防止し、正確性が高まる点もpittoの特徴です。

Monthly Pitch編集部はココに注目:

「大阪大学医学部に通っていたときに見た多くの医療機関で、在庫管理ができていなかった」ことに吉元さんが目をつけ、起業したスタートアップがmappinです。ミッションに「全ての患者に適切な医療を届ける」、ビジョンに「医療業界のインフラを整備することで、医療者を雑務から解放し、本当に必要なことに専念できるようにする」を掲げています。

現在はpittoを医療機関にSaaSとして提供していますが、このデータを用いれば各医療機関が、どのような物品を、どの業者から、どんな頻度で購入しているかがわかるようになります。これを使い将来的には、卸業者の在庫を最適化するような受注管理システムやマーケットプレイスを構築し、それに伴うマネタイズの多様化も狙っていく算段です。

出典: サイバーエージェント・キャピタル

ピッチダイジェスト

PITCH

  • 医療機関のための在庫管理・自動発注システム「pitto」

以下はMonthly Pitch当日の、スタートアップによるピッチのダイジェストです。

mappin株式会社の吉元です。私は元々大阪大学医学部に通っていました。その際に、適切な在庫管理ができていない多くの医療機関に出会い、起業に至っています。私たちのミッションは「全ての患者に適切な医療を届ける」。ビジョンに「医療業界のインフラを整備することで、医療者を雑用雑務から解放し、本当に必要なことに専念できるようにする」を掲げています。

さて、医療機関のバックヤードがどのようになっているかご存じでしょうか。在庫の棚には薬が煩雑に保管されています。業者さんが届けた商品をとりあえず置いておくといった状況で、誰も院内の在庫がどこにどれだけ保管されているのか把握していません。この課題を解決するのが「pitto」です。

pittoの使い方は次の通り。まず、業者さんから運びこまれた物品にQRコードのシールを貼付。ピッとスキャンして院内に届いた物品を登録し、在庫は棚に保管します。在庫を使うタイミングになったら同様のQRコードを再度ピッと読み込み。これで終わりです。なお、「例えば、物品ごとに5個あったものが3個になった際には発注する」というルールを決めておけば、自動発注できるようになっています。

医療機関のこれまでの一般的な発注フローは、院内の各棚の在庫確認をして、どの在庫が少なくなっているかを確認し、それぞれの発注数をみんなで話し合い、業者さんごとにメールやFAXで発注する、という流れでした。この作業は1日30分〜1時間かけて行われ、残業して対応することも珍しくありません。

しかしpittoを導入していただければ、QRコードを読み取るだけで終わるので、1日わずか2分程度の作業で業務が終わるようになります。どのくらいの在庫が必要かはベテランにしか把握できていませんでしたが、pittoを使えば誰でもこの作業ができるように。人的エラーの防止、正確性が担保できる点も、pittoの強みです。

今後の展開です。現在はpittoを医療機関にSaaSとして提供していますが、これによって、各医療機関が、どんな商品を、どの業者さんに、どんな頻度で購買しているのかというデータが集まっています。これをもとに卸業者さん向けに、在庫最適化のための受注管理システムを提供予定です。こうして医療機関と卸業者のネットワークを構築した先には、医療資材の保管や配送を行うマーケットプレイスを構築し、16兆円と言われる医療業界の物流へ参入していきたいと考えています。

以上です、応援のほどよろしくお願いいたします。

登壇者

SPEAKERS

mappin株式会社 代表取締役 吉元 台 氏

1995年沖縄県生まれ、広島県で中高をすごしたのち、大阪大学医学部に入学。医療業界に携わりたい気持ちがあったものの、医師としての適性に悩んでいたところに、医学部教授に起業の道を紹介され、元々身に着けていたプログラミング技術を医療課題の解決に活かすべく事業化を検討。2021年11月mappin株式会社を設立。2023年3月に大学を卒業し、現在は事業成長に向けまい進する。

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※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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