LIFEHUB株式会社

人間の「脚」を進化させる車椅子ユーザー向けAaaS「次世代椅子型モビリティ」

代表者代表取締役CEO 中野 裕士
住所東京都台東区上野3-2-4 ザボン村上ビルB1
設立日2021年1月
登壇年月2022年6月(#60)
URLhttps://www.lifehub.co.jp/

サービス概要

OVERVIEW

サービス概要:Augumentation as a Service(AssS)を謳い、脚を進化させる次世代の椅子型モビリティを開発する LIFEHUB。同社が開発するモビリティは起立機能、エスカレーター乗降機能、コンパクトで洗練されたデザインといった特徴を備え、2023年の販売開始を目指しています。

Monthly Pitch編集部はココに注目:AssSに取り組む LIFEHUB が第1弾として開発するのが「脚を進化させる次世代の椅子型モビリティ」。車椅子に付いている2本の脚が昇降することで、高いところに手が届くようになることはもちろん、エスカレーターの乗り降りもできるようになります。コンパクトなデザインなので狭いところでも通れるのが good です。また、車椅子が立ち上がることで健常者と同じ目線になることは、車椅子ユーザーにとって幸せな体験になる、と代表の中野さんは語ります。

このモビリティは高齢者が乗ることも想定しており、危険を回避するために画像認識で障害物を回避する機能も開発中。最終的には目的地を指定すれば、自動で発着する自動運転モデルにしたいと意気込みます。2023年にファーストモデル販売、25年に廉価版をグローバル販売予定。日の目を見るのが楽しみです。

詳細:LIFEHUB は2021年1月の創業。CEO 中野裕士氏は幼少の頃からロボットを作ることに憧れ、大学ではロボティクスやドローンを研究、その後、就職した世界最大手 CAE ベンダーでモビリティの開発や研究に従事した人物だ。共に仕事する CTO の野宮和洋氏は生体機械や人工筋肉などの設計や開発、CSO の荒川康弘氏は制御システムや自動運転を得意とするなど、経営陣3人は先進技術のエンジニアで固められている。
LIFEHUB は小型化技術に得意な日本製部品を中心に構成され、従来の車椅子にあった移動経路の不自由さや補助の必要性といった課題を解決する。人の動きを介助したり、補助したりするロボティクスは、LIFEHUB が初めてではないが、装着が面倒だったり、使い勝手が面倒だったりすると、日常的には使えないものも多い。TRANSELLA は椅子型のモビリティであるため座るだけで使えユーザを選ばない。階段、急勾配、悪路などでも利用できるようにした。
Human Augmentation (人間拡張)のツールとして、また、高齢者・障がい者向けの高機能車椅子としてのユースケースが考えられている。1台あたりの売価 は150万円程度を想定しているが、部品や半導体の調達コストによって、大きく変動する可能性はある。高齢者・障がい者向けの移動を補助する福祉器具として認定を受けることができれば、介護保険などの適用により月額1万円程度での提供ができる可能性があるとのことだ。

出典: サイバーエージェント・キャピタル

ピッチダイジェスト

PITCH

  • 人間の「脚」を進化させる車椅子ユーザー向けAaaS「次世代椅子型モビリティ」

テクノロジーで人間を進化させるLIFEHUB株式会社の中野裕士です。

LIFEHUBは「AaaS(Augmentation as a Service)」を提唱しています。これはロボティクス等の高度なテクノロジーによって、機械の身体を作って全ての人類の身体的な制約をなくすというサービスです。その第1弾としてLIFEHUBは、車椅子ユーザーが健常者と同じような生活ができる「次世代の椅子型モビリティ」を作っています。

この椅子型モビリティは、椅子の下に人間の脚を模した構造がついていて、車椅子ユーザーでも立ち上がれる構造となっています。この脚構造を使ってエスカレーターや階段を上ったり下りたりするのです。従来からある「車体の大きさよりも狭い場所に行けない」という問題にも対処できるよう、コンパクトなボディを採用しています。

このように立ち上がって高いカウンターでのレジの会計等を行うことや、高い場所の本にアクセスすることが簡単に実現します。健常者と同じ目線で話せるので、車椅子ユーザーにとってはかなり幸せな体験になります。

現在は3機目のプロトタイプを開発中。人が乗れるタイプで、既に2本の脚で立ち上がりバランスが取れるようになっています。このモビリティは主に高齢者が対象となることを想定しているため、操作がうまくできずに危険な状態に陥ることがないよう、障害物を画像認識して回避するようなシステムも開発中です。

まずはファーストモデルを2023年に発売し、2025年にはグローバルに向けて普及モデルを発売します。その先には階段昇降可能なモデル、そして最終的には完全自動運転可能なモデルをリリースし、手元のタブレットで目的地を選択すれば歩道や階段を通って目的地に辿り着けるというモビリティに進化させる予定です。

世界では様々な会社が車椅子を製造していますが、LIFEHUBのように高機能な椅子型モビリティを作っているメーカーは多くありません。米国のメーカーやスイスのスタートアップでは、立ち上がったり階段を上ったりするような機能はありますが、スタイリッシュなデザインで思わず乗りたくなり、コンパクトな車体によって障害物に遮られないという特長も持っているのは、LIFEHUBだけです。

電動車椅子のグローバルマーケットはかなりの成長が見込まれていて、2027年で58億ドル規模に達する見込みです。LIFEHUBのモビリティは高機能なので、高級車のような高価格帯でのブランディングを実施し、グローバルで数パーセントのシェア、数百億円規模の売上を狙います。

LIFEHUBの椅子型モビリティは、普及モデルなら200万円で購入可能となる予定です。また介護保険適用のユーザーなら、月1万円ずつ支払うサブスクリプションでの使用も可能です。LIFEHUBでは創業当時から戦略的にパテントを出願しており、グローバルでも既に数件出しています。

ボードメンバーは私・中野と、エンジニア出身のCTO・野宮です。メンバーの約8割もエンジニアで、技術力の高いメンバー構成となっています。ファーストモデル発売のために必要なスキルを持つ人材は既にほとんど獲得できているので、これからは人材の層を厚くしていくフェーズです。

LIFEHUBは次世代の椅子型モビリティによって、まず車椅子ユーザーの脚を進化させ、それを皮切りに世界一のAaaSリーディングカンパニーを目指していきます。ご清聴ありがとうございました。

登壇者

SPEAKERS

LIFEHUB株式会社 中野 裕士 氏

東北大学大学院修了 博士(工学)。日立にて制御デザインエンジニアとして自動運転をはじめとするさまざまな自動車制御システムを新規開発 。次世代モビリティベンチャーにて製品開発プロジェクトの立ち上げから製品化まで一貫して経験。世界最大手CAEソフトウェアベンダーにて、開発コンサルタントとして数々の自動車システムの開発プロジェクトを支援した経験を持つ。2021年、ロボティクスにより人間を進化させるべくLIFEHUB株式会社を創業。

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※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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