株式会社fondi

カタコト英語から始める英語学習メタバース「fondi」

代表者CEO 野原 樹斗
住所東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
設立日2017年8月8日
登壇年月2022年5月(#59)
URLhttps://www.fondi.fun/top/ja

サービス概要

OVERVIEW

サービス概要:Compass Pioneering が運営する「fondi」はバーチャル英会話サービス。アジア圏を中心に世界中のユーザーがメタバース空間に集まり、簡単なゲームも織り交ぜながら、英語生活を楽しみます。多様なシチュエーションやゲームといった工夫が英語学習を加速させる、今までとは違った英語学習サービスです。

Monthly Pitch編集部はココに注目:世界のデジタル英語学習市場はCAGR17%で成長中だそうです。しかしAPAC諸国には未だ英語学習の十分な手段は届いていません。このギャップを埋めようとしているのがfondiです。fondiのユーザーはインドネシア・タイのユーザーで40%を占めており、8カ国・9地域のユーザーが使っているとのことで、既にグローバルで使われるサービスとなっています。ユーザーは1日あたり平均で120分もfondiを利用。ユーザーにとってfondiはなくてはならないサービスとなっていることが窺え、英語学習者にとって一見の価値があるサービスとなっています。

詳細:創業者の野原樹斗さんは学生時代、イギリスへの留学で寮生活を体験した。寮には世界中から留学生が集まっていて、コミュニケーションを通じて、互いの文化やパーソナリティに対する理解が深まったという。Fondi には、この時の体験をバーチャル空間で再現したいという、野原さんの思いが込められている。

Fondi は、非英語話者が多い APAC のミドルクラス以下の人々を対象としていて、ユーザはメタバース空間でアバターを操作することで、日常の英会話をシーンごとに発声・聴き取りを伴うコミュニケーションでトレーニングできる。インドネシアやタイのユーザが40%、対照的に日本のユーザは7%程度なので、創業初期から世界市場で認知を得ているサービスと言える。この分野では、アメリカに拠点を置く VR を使った英会話学習のスタートアップ Immerse が、今年3月にシリーズ B ラウンドで900万米ドルの資金調達を発表、KDDI 傘下の英会話スクール「AEON(イーオン)」と協業したり、大学や学校に導入したりするなど、B2B2C モデルで日本市場への浸透を加速させている。

出典: サイバーエージェント・キャピタル

ピッチダイジェスト

PITCH

  • カタコト英語から始める英語学習メタバース「fondi」

​​Compass Pioneeringの野原です。カタコト英語から始まるバーチャル海外生活アプリ「fondi」の紹介をさせていただきます。fondiは英語学習を足がかりに、教育コンテンツに満たされたメタバース空間を作るプロジェクトです。

fondiのアプリを立ち上げると、キャサリンというキャラクターが登場してエリアを案内します。「Home」では、アバターやコスチュームのカスタマイズが可能です。そこから「Plaza」に出かけていくとグループでの会話を、「Bar」に行くと1on1のコミュニケーションを楽しめます。

「Park」はユーザー同士がアバターを近づけると、コミュニケーションが取れるエリアです。より大人数で同時接続をしてコンテンツを楽しんでいくエリアになっています。出会った人と共に行ける「Lounge」は、お互いの友達を呼び合ったり、簡単なゲームコンテンツを友達同士で楽しめたりするプライベート空間です。

今APAC(アジア太平洋地域)での経済成長を背景に、世界のデジタル英語市場が急速に拡大しています。一方でそのサービス群を見ると、ミドルクラス以下の人々には手が届かない高額なものが多いのが現状です。このギャップに対して、バーチャル空間上のコミュニティにユーザー同士が学ぶプロセスを設け、ゲームの力で学習を加速させる。それがfondiです。

2020年5月時点に英語ツールとして実験をスタートし、2021年3月以降から今のポジションに落ち着いて、トップラインが順調に伸びるようになりました。現在はインドネシアなど、8カ国9地域のユーザー様を中心に利用されています。

fondiの主な提供価値は、英語学習者同士で繋がり、安心して英語を話せるネットワークがある点。そしてそのコミュニケーションをゲームコンテンツで加速させている点です。使えば使うほど、安心して英語を話せる学習パートナーに出会える。そして、その人たちと様々なシチュエーションで会話して自分の使える英語を広げ、英語への自信がついていく。1年前から利用しているユーザーにヒアリングしたところ、当時はカタコトだったけれど今はスムーズに話せるようになっていました。

今まではプロダクト上でユーザー同士で仲良くなるプロセスに注力していましたが、今後は各エリアでのコミュニケーションをリッチにするコンテンツを実装予定。ますます会話が楽しくなり、更に会話すればリワードがもらえる等、ゲーミフィケーションとコンテンツの掛け合わせサイクルを作るフェーズに入ります。

トラクション作りにはTikTokを活用し、現在のフォロワー数は33万人です(編注:2022年5月時点)。サービス対象国でのマーケティング成功条件は、TikTokとYouTubeによるインフルエンサーマーケティングでした。この分野にもリソースを振っていくフェーズに入っていきます。

現状は英語学習の文脈でコミュニケーションコンテンツを実装していますが、今後はそこから生まれる好奇心を満たす教育コンテンツを制作。それをバーチャル空間で楽しめるメタバースへと拡張していこうと考えています。

その後はトークンエコノミーで繋がっていく予定です。現時点でもコミュニティに貢献してくれるユーザーがいますので、彼らにインセンティブとしてトークンを配布し、それを使って高単価な教育コンテンツをfondi上で楽しんでもらう。このサイクルをトークンエコノミーによって実現すべく、設計を進めている状態です。

メタバースの流行は一過性ではなく、この先はリアルとバーチャルが融合するような新しいメディア上でのコンテンツを総称して「メタバース」になると考えています。その中でメタバース × 教育のマーケットで強固なポジションを取れるよう、事業展開を進めているところです。

以上です、ありがとうございました。

登壇者

SPEAKERS

株式会社 Compass Pioneering 野原 樹斗 氏

1996年7月7日生まれ。高校卒業後、2015年9月にUniversity of Warwickに進学。KLab株式会社での新規事業開発インターンや、イギリスにて留学関連のプロジェクトを複数立ち上げたのち、2017年に休学し、日本で株式会社Compass Pioneering(現:株式会社 fondi)を設立。同社は留学経験者と希望者のマッチングサービスや、個人最適化された留学までの意思決やサポートツールなど複数のサービスをプロデュースした後、2020年、「カタコト英語から始まるバーチャル海外生活アプリ」fondiにピボット、リリースして現在に至る。

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※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

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