株式会社Oyraa

人間によるオンデマンド遠隔通訳アプリ「Oyraa」

代表者代表取締役社長 コチュ・オヤ
住所東京都港区虎ノ門4-1-1神谷町トラストタワー(23皆)
設立日平成29年3月
登壇年月2023年5月(#70)
URLhttps://www.oyraa.com/pages/home/ja

サービス概要

OVERVIEW

Monthly Pitch! スタートアップの扉 / Oyraa コチュ・オヤさん

毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の起業家の方の応募はこちらから

サービス概要:遠隔通訳アプリ「Oyraa」を運営するのは株式会社Oyraa。電話をする用事があるけど、間に通訳者が欲しい。そんなときに使うサービスです。アプリを開くと通訳者がリストアップされ、言語や専門分野を選択すると、すぐに電話が開始されます。音声通話、ビデオ通話、チャット等の対応も可能です。

Oyraaはグローバルで2000人以上の通訳者ネットワークを保有。日本はもちろん、南米やヨーロッパ、色々な国に通訳者が登録しています。また、国内だけでなく、中国を除く全ての国・地域で利用できる点もポイントです。

Monthly Pitch編集部はココに注目:少子高齢化が進む日本においては、2040年に1500万人の外国人労働者を受け入れないと、GDP目標が達成できないと日本政府が発表しています。この1500万人という数字は、今の外国人労働者の約10倍の数字。しかし外国人労働者はいきなり日本語を話せるわけではありませんし、英語圏以外の方は、英語が苦手なことも少なくありません。日本語も英語も不得手では、不動産や役所、病院、銀行など、生活の中で困るシーンは多岐に渡ります。

この課題を解決するため選択肢に挙がるのは、人間による通訳か、機械による通訳です。しかし人間による通訳は4時間以下では予約ができず、また5万円以上も費用が発生してしまいます。予約が必須だと緊急時に使えないのも課題でしょう。他方の機械通訳については、DeepLやGoogle翻訳、ChatGPT等、翻訳ツールはありますが通訳ツールはほとんどありません。日常的な会話はできても、医療等専門用語が必要な時には対応が難しいのが現状です。これらの問題を解決するのがOyraaです。

機械通訳には将来性を感じますが、音声や自然会話データ、特に希少言語のデータはまだまだ集めきれていません。Oyraaは現在、これらのデータも収集し、将来のAI通訳をリードしようとしています。

毎月第2水曜日に開催される Monthly Pitch へのピッチ登壇をご希望の投資家の方は、こちらから

出典: サイバーエージェント・キャピタル

ピッチダイジェスト

PITCH

  • 人間によるオンデマンド遠隔通訳アプリ「Oyraa」

遠隔通訳アプリ「Oyraa」を運営している株式会社Oyraaのコチュ オヤです。よろしくお願いします。

ご存じのとおり、日本は少子高齢化がものすごいスピードで進んでおり、2040年には1500万人の外国人労働者を受け入れないとGDP目標が達成できないと日本政府が発表しています。この1500万人というのは、今の約10倍の数字です。

外国人労働者は現在、主に、中国、ベトナム、韓国、フィリピン、ブラジル、ネパール、インドネシアなど、ほとんどがアジアの国から来ています。彼らの多くは日本語が話せませんし、かといって非英語圏出身の方は英語が話せない方も少なくありません。

以上は日本の現状ですが、グローバルでは3億人の移民がおり、その内約2億人は国際移民労働者で、似たような状況にあります。海外に住んで働いている方々は、不動産や役所、病院、銀行など、日常的にあらゆるところで言葉の壁に直面しているのです。言葉の壁があるという意味では外国人労働者や移民だけでなく、旅行者や海外出張、海外と仕事をされる方も同じでしょう。

現状、このような状況に対応するためには2つのソリューションがあります。1つ目が人間による通訳です。人間による通訳は通訳会社を介して使うことが多いと思われますが、4時間以下では予約ができない、1回で数万円のコストが発生してしまう、予約が必要なので緊急時に使えないという課題があります。2つ目が機械による通訳です。DeepLやGoogle 翻訳、ChatGPTなどの翻訳ツールは出てきていますが、これらは「通訳」ツールではありません。簡単な会話ならできるサービスもありますが、医療などの専門用語には対応できませんし、書き言葉ではなくて音声通訳ができるツールはまだないのが現状です。

このような問題をクリアするため我々は、人間によるオンデマンド遠隔通訳アプリ「Oyraa」を提供しています。

Oyraaのアプリを開くと通訳者がリストアップされており、その中から自分が使いたい言語や専門分野でソートしていきます。通訳をお願いしたい方を決めたら、自分に合う方法で利用を開始。音声通話、ビデオ通話、チャット等の方法を用意していますが、三者間通話が最も使われています。つまりOyraaではどこかに電話する際に、間に通訳者を入れて電話できるということです。Oyraaは日本だけではなく、中国以外の全ての国で利用可能。通訳者ネットワークはグローバルに広がっており、日本はもちろん、南米やヨーロッパ、色々な国に通訳者が散らばっています。

ビジネスモデルは非常にシンプルで、通訳者に支払われる報酬の30%をいただいています。

我々は機械通訳の将来性を強く信じています。ただしそのためには、学習データと時間が必要です。AIの通訳スキルを向上させるためには音声、それも自然会話データが必要で、特に希少言語のコーパスデータ、アクセントや方言のデータ、専門分野のデータ、文化、文脈データ等が必要になってきます。Oyraaは現在、満たされていない通訳ニーズに人力で対応しながら、希少言語の通訳データを集めているところです。まずは日本語を軸に希少言語のデータを集め、希少言語と希少言語、例えば、アフリカの言語と東南アジアの言語という希少な通訳データを集め、これをAI通訳に活かしていきたいと思っています。

以上です、ありがとうございました。

登壇者

SPEAKERS

株式会社Oyraa コチュ・オヤ 氏

1986年トルコ生まれ。2006年に初来日。2013年、東京大学大学院工学系研究科を卒業後、ボストン コンサルティング グループに入社。2017年、株式会社Oyraaを創業し、遠隔通訳サービスの提供を始める。外国人雇用協議会の理事を務める。英語、トルコ語、日本語に堪能。

一覧へ戻る

※情報は登壇時のものです。最新情報は企業HPなどからご確認ください。

ENTRY